FC2ブログ

大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

05« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»07
 

日本と海外のキャリア観の違い 

今日は、前回触れたヴェディオールの国際会議のことで少し続きを書きます。

日本では派遣社員か正社員かで、待遇等いろんなことがかなり違うので、その2種類の雇用形態は非常に対比して語られていますが、どうもヨーロッパの多くの国やアメリカではそんな違いでは考えられていないようで、我々のような人材ビジネスの会社も、「派遣のビジネスをしているのか正社員の職業紹介をしているのか」という質問より、「どの職種を専門的に扱っているの?」って言う質問が主流です。

例えば大学を出た人が、自分がこれから何をするのが良いのかわからない場合(明確に分かっている人の方が少数でしょう)、まず派遣でいろんなところに勤めてみて試行錯誤し、それで自分のしたいことや合っている会社が見つかったら社員になる。そしてその前提が変わってきたら転職する。そのときまた派遣社員になるかもしれない。――こんな風に、ライフサイクルの中で転職するとき“派遣社員”と“正社員”を条件によって比べ、派遣が合っていれば派遣を、正社員がよければ正社員を、というステータスを選ぶ。仕事の内容が同じであれば給与もあまり変わらない。国によって違いはあっても日本とはかなり違うキャリア観を持つ人々を対象としたマーケットのようなのです。だから人材会社も派遣ビジネスと正社員の紹介の両方を行うことが多い。むしろ職種としての専門性に着目して、どんな職種でも扱うのではなく、例えば経理・財務とか、ITとか法務とか、あるいは医療専門職とか、そんな風に各社ある程度一定の職種に特化している。日本とはそのあたりも違う。日本もいずれそうなるのか、それとも日本の市場は違うのか、、、

この会議でもそんな各国の環境の違いを前提に話をしなければ噛み合わないのですが、ヴェディオールという大きなグループに属しているおかげで、他国といろいろ比較することができ、とても勉強になります。
スポンサーサイト



カテゴリ: 未分類

[edit]

Posted on 2007/06/07 Thu. 16:39    TB: 0    CM: 0

プロフィール

カテゴリ

カレンダー

リンク

検索フォーム

最新記事

月別アーカイブ

QRコード

RSSリンクの表示