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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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年金問題 

最近、年金の問題が紙上を賑わせていますね。最初はちょっとしたお役所のミスくらいに見ていましたが、どうもそういう問題ではなさそうですね。もしこれが民間企業であれば事業の継続が難しくなっていることでしょう。

経済構造が成熟化した現在の日本では、営利を追求する民間企業ではできないようなサービスを行政が担っているということになるのでしょうが、しかし今回の問題は、ミスが会社の存続を危うくするというような緊張感が、行政には無いことがひとつの原因になっているのではないかと思わざるを得ません。外交とか治安とか消防なんかのサービスはビジネスとしては成り立たず、従って民間ができるものではないと思いますが、そういう意味では年金の仕事の多くは民間企業でもできる部分があるのでないかと思います。

例えばミスをすれば大変ということが頭の中で存在するだけではなく、本当に組織の維持自体が危うくなることが現実になるという厳しい環境の中で行った方が結果としてこういうミスが発生する可能性は低くなるのではないか、組織の持つ生命維持本能がその構成員(行政なら公務員、民間会社なら社員)個々の行動原理・規範を決めるものだと思います。この問題は、行政と民間企業の違いを多面的に考えさせられる事件でした。

アメリカに居たとき、刑務所の建物を建設しました。近隣住民の希望を聞き入れ、まるでホテルと見まがうような立派な建物でした。発注者は市でしたが運営は民間企業が行い、施設のスペックを決めるにもこの民間企業との打ち合わせが主体でした。日本にもこれと同じような事例が出てきたようですが、我々の人材ビジネスでも、民間企業が何をしないといけないのか、行政が出来ないことは何なのか、それだけの価値ある仕事をしているのか、真摯に考えて行かなければならないと思っています。
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Posted on 2007/06/20 Wed. 16:37    TB: 0    CM: 0

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