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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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クリスチャンの出家?(前編) 

またまた学生時代の話になりますが、鎌倉の建長寺に入っていたことがあります。

僕は前にも書いたけど、生まれてすぐカトリックの洗礼を受けている“一応クリスチャン”なのですが、高校時代あたりから、日本人として西洋の宗教をどう消化してよいのか迷っていました。自分で選んだ宗教でもないことだし(そのころはまだ真面目だったんだと思います)。それで友人のなかに寺で修業(?)してみたいという変わり者がいて、キリスト教以外の宗教、特に質実で虚飾のないイメージだった鎌倉仏教なら一度触れてみたいと思い一緒に入りました。

たまたま僕の遠縁に当時建長寺の老師の方がいて、その人に親戚を通して頼み込んだのです。ところが世俗を捨てている方だけあって、そう簡単には行きませんでした。建長寺は鎌倉五山の第一山で、臨済宗建長寺派の総本山。同じ臨済でも鎌倉の円覚寺(北鎌倉駅のすぐ裏に隣接しているお寺)は一般の人の座禅会のようなものを催していたものの、建長寺はそういったことは一切しておらず、我々のような、言ってみれば遊びのような要求は問題外だったようです。禅寺は僧侶になるためのプロ養成機関であり、アマチュアを受け容れるような存在ではなかったことからそれは当然といえば当然でした。

老師に会うだけでも大変でした。建長寺に行ったことがある人だったらわかると思いますが、山門をくぐってしばらく行くと右手に杉並木のある立ち入り禁止の坂道があります。それを上った左手に僧堂という僧侶が修行する一角があり、そこに入って行ってお目どおりするわけです。何度か通った末にやっとお会いすることができ、何とか入れて欲しいと頼み込みました。一度断られても再度お願いに行ったところなど学生の強みというか、知らない人間の厚顔無恥というか、とにかく今思い返してみれば、よくもあれだけ厚かましく頼んだもんだと思います。

そして、結局プロの世界そのものへの入隊(とは言わないか)は断られましたが、中にある塔頭(いくつもある小さな寺)のひとつに入らせてもらうことになりました。
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Posted on 2007/10/01 Mon. 10:23    TB: 0    CM: 0

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