FC2ブログ

大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

09« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11
 

クリスチャンの出家?(後編) 

禅宗というのは鎌倉時代の仏教で、日本の仏教の中でも真言宗や天台宗についで古い。つまり食文化という意味では少なくとも何百年も一気に遡ったようなもの。これが毎日続く・・・話せば長いが結局3週間くらいだったか、娑婆(?)というか下界というか、普通の生活が懐かしくなり寺を抜け出して鎌倉の町にコーヒーを飲みに行って、これがわかってしまって随分叱られた。宗教がどうのこうのと言っても所詮いい加減な若者ということ。学校も始まるので(と言って学校にちゃんと行ったわけではないので一種の言い訳。本当は結構きつかった。)1ヶ月少しで下山というか還俗(?)しました。

でも短い時間だったけど、今まで住んでいた世界とは随分違う世界に身を置けて、その空間や、そこにいる人々から多くのものを学ぶことができました。カトリックとの共通点も多く発見できたし、宗教は頭で理解するものではないこと、日本人のどこが西洋人と違うのか・・・とか、とにかく若く未熟な分だけ先入観もなく素直になれたような気がします。

その後も何度も天源院には行ったし、特にアメリカのビジネスをしていた時、何度も西洋人を連れて行きました。教会でやった結婚式にも出てもらいました。ちゃんと袈裟を着て出席してもらいました。日本を理解してもらおうとするとき、禅寺のペンキのない無彩色の磨き上げた質素な木の文化とそれを取り巻く徹底した静寂の世界が如何に上質なものを伝えることができるか、身をもって経験することができました。今もそこを原点として考えることが多い。みっともない脱出劇と一緒に、それは今も強く僕の心に残っています。
スポンサーサイト

カテゴリ: 未分類

[edit]

Posted on 2007/10/05 Fri. 10:20    TB: 0    CM: 0

プロフィール

カテゴリ

カレンダー

リンク

検索フォーム

最新記事

月別アーカイブ

QRコード

RSSリンクの表示