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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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誤魔化すことのできない国民DNA 

前回、渋滞のことを書いたら、上海とか蘇州とかに居たときのすさまじい交通状況のことを思い出した。僕が居たころは1990年代の後半だったので、変化の激しい中国のこと、当時とはだいぶ変わっているかもしれない。しかし、僕の直感で言わせてもらえれば、あれは中国人の文化、あえて言わせてもらえれば彼らのDNAの姿そのものではないかと思っている。従って中国4000年の悠久のときの流れの中で、ちょっとやそっとで変わるわけはないと信じている。

まず、交通ルールを守らない。信号はもとより車線もあってないようなもの。おそらくルールという代物を受け容れたら損をすると思っているのか、至って自由闊達でアナログ的な自由な世界なのである。中国人は自分しか信じない(強いて言えば親族とか金は信ずる)ので心の趣くままにハンドルを操っているとしか思ないのである。日本と違って「お上」というのは武器とかムチとか、脅しのツールを明確にその場で示し“続けて”いなければ、それらに従うことのメリットを感じる理由のない世界なのである。

さらにせっかちである。待つということができない。しかも他人に譲ることは敗北を意味している。そんな中で自転車がとにかく多かった。日本ではたぶん自転車の方がか弱き者として優越の地位を占めているが、あちらでは「三匹の子豚」に出てくる“藁の家”よろしく、最も弱い作りをしているとしか認められず、すこぶるその地位は弱い。だから自転車はミツバチのように集団で大きなひとつの生き物のような動きをする。ダイナミズムと言おうか、弱気ツールを十分利用しようとするしたたかな個人主義と言おうか、とにかくそのカルチャーショックは今も忘れない。

今までいろいろな国に行ったが、少なくとも信号に数字が出て、青に変わるまでのカウントダウンをしていたのを見たのは上海が初めてであった。その後、日本で始めてみたのは大阪駅の前の交差点であった。このときなぜか不覚にも感動してしまったのである。大阪人の中国人的側面が納得できたことで。合理性というのはやはり理屈ではなく、利便と効率なのである。究極の経済原理を地でいっているではないか。妙な比較文化論であるが真理は案外そんなもんなのであろう。

中国の人、大阪の人、すみません。ちょっと悪く言ってしまっているようで心配になりますが、友人もたくさんいます。でもこういう話をすると彼らも同意してくれたので・・・。
日本人の悪いところを今度書きます。
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Posted on 2008/03/17 Mon. 09:24    TB: 0    CM: 0

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