大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの社長をしている 大谷光彦のブログです。

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日本人は若く見える? 

酔っ払ってよく話すエピソードがある。誰も信じてくれないけど本当の話である。

今はどうなっているのか知らないが、アメリカでも(州によって法律が違うのでカルフォルニアでも、と言わなければならないか)未成年に酒を売ってはいけない。最近大リーグのロイヤルズから戦力外通告を受けた野茂英雄投手が、アメリカに渡って、最初にドジャーズの先発投手としてサンフランシスコのキャンドルスティックパークで投げたとき(調べたら1995年5月2日であった)僕はサンフランシスコに住んでいたのでそれを見に行った。相手はサンフランシスコ・ジャイアンツであった。今でこそ日本人大リーガーは大勢いるが、彼は村上雅則以来31年振りの2人目の日本人大リーガーであり、その後の日本人選手の憧れ的存在になった。話したい話はそのことではない。

その試合に関しては、焚かれた多くのフラッシュを強烈に覚えているくらいであるが、実はビールを売店で買おうとしてSocial Security Card(アメリカでは日本の年金に相当するSocial Security番号というのを取得しなければ何にもできないが、そのカードをいつも保有していて、いわば身分証明書の役割をしている)を見せろといわれたのである。当時もう40歳を超えていたのに、20歳以上(18歳以上だったかもしれない)であることを証明しろと言われたのである。一瞬その英語の意味がわからなかった。もちろんそれを見せてOKとなったが、これってどういうこと?スーパーなんかでいつも酒を買っていたけどそんなことを言われたことがなかった。確かに仕事を終えて着替えて行ったのでジーンズをはいていて“若い?”格好はしていたけど、未成年には見えないでしょう?いくらなんでも。

どうやら、とにかく東洋人は若く見られるようである。アラブなんかで日本人は髭を生やすことが多いが、それも若く見られてなめられるからと聞いた。逆に言えば、確かに彼らは老けて見える。若くして頭も薄い人も多く、年齢不詳のようなところがある。(ここまで書いて、これは差別になってしまうかもしれないと気がついたが、そう思っていたのでそのまま書きます。他意はありません!)とにかく歳を聞いてびっくりすることが良くあった。ということは、向こうからみてもこっちは異常に若く見えたのかもしれない。若く見られることが良いともいえないし、それで損をすることも大いにあるんだけど、この歳になるとやはりそのエピソードを自慢げに話している自分には違いない。

野茂が大リーグ人生を終えるかも知れない(のかどうかは知らないが)ニュースに接して、彼の最も(これもそうとは言えないが)輝いていた日に、偶然起きた僕のくだらないエピソードが、野茂の今回のニュースが自分の青春(そういうのも無理があるが)の1ページを開いてくれた気もする。別に戦友でもないけど、あのとき同じ空気を吸っていたのは事実だから、どこか彼と自分が重なる。

でも僕に起こったことはかなりくだらないことで、野茂を担ぎ出すのは実に申し訳ないですね。やはり。すみません、つまらない話で。
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Posted on 2008/04/30 Wed. 12:09    TB: 0    CM: 0

蛇とガチョウ(後編) 

我が家は(以前にも書いたが)綺麗なモスクの前にあったが、裏はジャングル。珍獣の来客には事欠かなかった。犬を飼っていたが、蛇よけにはならない。土地の人のアドバイスに従って最初は敷地のフェンスに沿って硫黄を撒いていた。しかしスコールで皆流れてしまう。

結局蛇が嫌うというのでガチョウを飼った。ガチョウはツガイで飼わなければ駄目だそうで、とにかく仲が良い。離れていても声で常に場所を確認し合っている。メスを抱きかかえただけでオスが飛んでくる。実際には飛べないので滑空してくる。一度サンダルを履いて蹴飛ばしたらそのサンダルを見ただけで天敵と判断するようで、嘴で加えて腕(丁度、羽の折れ目のところの肩にあたるところ)をぶつけてくる。羽を広げると2mはゆうにありそうで、迫力満点。その手羽(?)で蹴られたら痣ができるくらい痛い。

庭に犬とガチョウのテリトリーが自然に出来たが、犬の方には相変わらず蛇が入ってきたが、ガチョウの方にはそれ以来一度も入らなかった。
大蛇が家に入ってきたのは、そのガチョウが来る前の話である。とにかく消防士さんの竹裁きは堂に入ったもので、そのすばやさに感心した。

マレーシアの蛇の種類は豊富で、ジャングルに入るときには常に2人で行動するように子供のころからしつけられている。一人がかまれたらもう一人が蛇を捕まえなければならない。蛇の種類によって血清が違うので、その蛇を持って病院に行くのが正解。小鳥も非常に種類が豊富だし、色が綺麗。コモドドラゴンもよく道を横切っていた。
しかし蛇もアルマジロも中国人にとっては無駄にならない。しっかり酒になったり肉になったりする。強い動物も弱い動物を殺すが、生きていくためである。でも人間は快楽のために殺す。毒蛇も人をだましたりしない。

あそこの世界ではまさに一番強いのはやはり人間であり一番怖いのも人間であることを教わった。

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Posted on 2008/04/28 Mon. 12:10    TB: 0    CM: 0

蛇とガチョウ(前編) 

蛇とガチョウが天敵であることをマレーシアで知った。

マレーシアの我が家では、ヤモリはもうお友達であって、壁一面に張り付いてテリトリーに入ってくる昆虫を食していた。かわいい声で鳴いて危害は一切加えない。名前を付けたくなるが数が多すぎるのと顔の区別がつかないので無理。
アルマジロも入ってきた。夜行性なので昼間は寝ている。棘があるので生半可な動物ではない。しかし可愛い顔をしている。
毒蛇は総じて小さく可憐で美しくまるで可憐な美女のよう。大蛇は怖いが無骨で安全。マッチョで絞める力が強い気のいい男のよう。

しかし蛇だけは中々お友達になれなかった。

蛇に身近に接したのは、ひとつはゴルフ中。ティーグラウンドの上に張り出していた枝に薄緑色の綺麗な糸のようなグリーンスネークが居た。あまりの保護色に、現地のキャディーの子供の悲鳴がなかったらしっかりやられていただろう。致死率も高く、毒蛇の王様級である。ティーグラウンドを移動させて第一打を打った。

もうひとつは4、5メートルもある大蛇が家に入ってきたとき。この迫力はすごい。現実味がないくらい。結局消防車が来て(なぜ消防車なのか今もって不思議)竹を使って見事に始末した。これは毒蛇ではない、現地語でウラサワと呼ぶ蛇。よく見るとかわいい顔をしている。

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Posted on 2008/04/25 Fri. 12:11    TB: 0    CM: 0

選挙に見るお国柄(後編) 

日本と違って政治が自分たちの延長というか、生活の中に生きている。まあ、それを「政治」と呼んでよいのか、というより根本的に考えさせらる要素もあるのだけど。どっちがいいとかという問題ではない。どっちもその歴史や風土から自然にそうなったものだから。

でもよく思うのは、いろんな意味で精神的な“静かさ”が違う、ということ。そもそも民主主義が最高の政治制度ではないことは明白。ただ消去法で行うと相対優位になるとは思う。

問題なのは、本当は期待していないのに期待していると自ら錯覚を持っているとか、そのフリをしている可能性があることである。その意味ではアメリカの方がその罪はシンプルにして少ないように思う。日本の方が2重3重にその点込み入っている。まあ、歴史のある単一民族のところは物事が目に見えにくい。日本の方がその理解難易度が高いのかなあ、という気がする。

小泉さんのとき、もう少しでアメリカに近づくとちょっと錯覚を持ったが、今は元に戻ってしまった。戻っただけではなく、日本的な特長も薄らいだ。なんだかアメリカより良い点がどんどん無くなって、結局諸外国から見向きもされない“あく”のない政治に向かって邁進している感じ。

最近のニュースを見ていると、政治だけではなく教育とか家族とか、ちょっと今の日本は心配になることが多い。

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Posted on 2008/04/23 Wed. 12:13    TB: 0    CM: 0

選挙に見るお国柄(前編) 

アメリカの大統領選挙が佳境に入ってきた感がある。

今アメリカに居たらさぞ皆がいろんな話をしているんだろうと思う。結構彼らはこの種の話題が好きであるし、関心も深いし、本気で悩む。アメリカの選挙というのは、アメリカそのものを自然に理解させてくれる良い題材という気がする。

アメリカの2大政党性の意味とかそれぞれの政党の国民の中での位置づけとかに加え、今回は女性初とか黒人初とかの“初もの”イベントという要素があり、盛り上がり方も相当なものがあろう。民主党候補の決着がなかなかつかないというのも最終ラウンドまで決着のつかないボクシングの試合の様で興味が尽きない。

サンフランシスコに住んでいたときは“ゲイの市民権”みたいなことがテーマの選挙もあったし、アメリカの選挙は、とにかく“にぎやか”であり、“解り易いドラマ”であり、かつ“実際に生活に影響のある”イベントであるというようなところがある。

その点が日本とは随分と異なる。

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Posted on 2008/04/21 Mon. 12:13    TB: 0    CM: 0

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