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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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災害・国家・人間(後編) 

ミャンマーのサイクロンの被害もすごい。こちらは、外国の救援隊の入国を拒んでいるようで、結構驚かされる。しかも、その状況下で憲法承認の国民投票を行ったというではないか。投票というのは、一応民主主義のひとつのツールのはずなのに、軍事政権でもそんなことをする、というのは驚いた。しかし、それを大きな被害の救済より優先したことで、それが民主主義制度の下で行うシステムとは、まったく違うものであることが良くわかる。

軍事政権と共産政権は、そもそもイデオロギー的には180度反対なはずなのに、起こる現象はそっくりである。ミャンマーのことは情報が伝わってこないので、それ自体恐怖を感じる。

日中の関係は皮肉にもこの地震でよくなることであろう。命の問題を目の前に突きつけられたとき、人間的な情がナショナリズムとか、“すりこみ”されているもろもろのことを超越してしまう。但し、情報が統制されていない範囲においてであろうが。

昔、向田邦子がエッセイで、台風が来たとき家族が結束する姿が好きである、というようなことを書いていた。僕もそう思ったものであるが、非常時は、人の醜さもすばらしさも赤裸々に表に現れてしまう。起こったことは悲惨であるが、そのことでむしろ救われるような気持ちになる。当事者でないから言えることであるが、当事者であれば余計にその事実に直面することであろう。
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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/05/26 Mon. 11:54    TB: 0    CM: 0

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