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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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カラオケとカレーライス(前編) 

昔はカラオケによく行った。

僕の得意なのは、ソロではなくハモリの方である。自分では得意と思っていても単に邪魔に思われているケースもある。そういう意味では(少しずるいが)部下と行くことが多かった。かなり迷惑をかけたことと思う。また営業が長かったので、お客さんとのカラオケも結構やった。このときは、“全てが仕事”なので細心の注意を払って、期待される役割(盛り上げ型か、しんみり型か?うまく聞こえる方がよいか、若さ+パッション系で行くか等)を真剣に演じた。

最近はその両方の機会が減った。曲も古い曲しか知らないのでハモリようもない。

しかしこのカラオケというのは、面白い日本文化(文明とも言える)であると前から思っていた。

マレーシアのペナンにいたとき、当時は、日本人が行くような“クラブ”(最近のアクセントとは違い、頭の「ク」にアクセントがある方)がまだ数えるほどしかなかったので、客を連れて行くときはいつも決まった店になっていた。その代わりその店は相当の馴染みで、同じお客さんだったら十八番も知っていて、絶妙のタイミングで誘ってくれたりした。

最近は、ボックスのものも“クラブ”や“バー”でのそれも、しかも生もDVDもあるとあらゆるものかある。

カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/06/13 Fri. 11:32    TB: 0    CM: 0

文化と気温(後編) 

このことと関係するのかどうかわからないが、向こうでは蛍光灯を使わない。ホールのように大きいものでない限り、そもそも天井に灯りをつける様式をとっていない。全て手元に暗めの灯りを灯して生活している。

イギリスなんかは、窓の外はどんより曇って湿った冷たい空気。部屋も寒く、手元灯りと暖炉とカーペットと分厚いカーテンで、“視覚的”に暖をとっているような世界が展開されている。静かに不機嫌の沈黙する気候に静かに合わしている、ある種の知性を感じる。そして、短い夏にその理性を崩すような過ごし方をする。

個人的にはそういう取り組み方というか、いわゆる文化は嫌いではない。欧州でも南の方のイタリアやスペインでも、同じような意味で異なる生活の姿がある。長く住んでいたマレーシアなども同じである。

日本にも同じような意味で、自然に溶け込む形で形成された住文化・服飾文化がある。京都の町家とか、飛騨の合掌作りとか、沖縄の建築など。日本の気候には、その位置緯度からくる多様性がある。それだけ文化の多様性を持つ。

日本人はこういう多くを失いつつある。自覚しないからである。

話が流れたが、西洋人と付き合っているとこういうことも考えさせられる。

カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/06/11 Wed. 11:34    TB: 0    CM: 0

文化と気温(前編) 

先日、オランダの本社から役員が来た。

生憎雨が降って寒い日で、僕の部屋は大きな窓に面しているせいで、全館の暖房が入っていても外気温に合ってしまって寒い。それで電気ヒーターを入れて打ち合わせをしていたら、「それを消して欲しい」と言われた。本人も少し風邪を引いたのか鼻をグシュグシュやっていたにも関わらずである。

日本人ならたぶん暖房が欲しい状況だったと思う。今回来た役員はイギリス人であった。以前も別のイギリス人が来たとき同じ経験をしたので、イギリス人と日本人の希望室温は違うのではないかと思っている。それを聞く機会がまだないので、真偽の程はわからないが。

確かにロンドンはいつ行っても、暗く湿っていて少し寒い。暖炉文化があるので、きっと部屋は寒く、暖炉の近くだけ暖かいのが好きなのかもしれない。空気を暖めるのが好きではない可能性もある。

今までは日本担当の役員がオランダ人であった。彼は何度も冬に来日したが今まで一度もコートを着たのを見たことがない。背が2m以上ある巨人でとにかく大きい。寒くないのかと聞いても、大したことはないと応えたものだ。

まあヨーロッパと日本の寒さは違うのであろうし、一種のダンディズムとも関係しているのかもしれない。日本人でないのでどうも本音が図りかねる。単に荷物になるので我慢していたのかもしれない。

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Posted on 2008/06/09 Mon. 11:44    TB: 0    CM: 0

マイナーからメージャーへ(?) 

最近広島カープが結構しぶといので、気分がよい(もっとも、このブログが出るのは少し時差があるので、負けこんでいたら白けるが・・・)。

何年もカープは期待を裏切ってきたので、もう結果を気にしないことにしようと努力していてほぼ成功しつつあった。しかし今年はうれしい裏切りをしてくれることが多く、また心乱れる日々が訪れている。また妙な未練がでてきて、ついつい結果を気にするようになっている。うれしいことなんだけど困ったもんでもある。

もっともやっかいなのは、勝つかもしれないという“慣れていない「期待する習慣」”ができてしまって、それと平行して“裏切られるかもしれない”という、とうに学習していた諦観の気持ちが崩れ始めていることである。それでも今年は、せめてAクラスに入って、クライマックスシリーズへの出場を果たしてくれないかと、期待させられてしまっているのが少々悲しい。たかが野球なんだけど、されど野球でもある。

広島というのは非常にマイナーかつ辺境感覚を持っている都市で、そのことが自虐的なプライドになっている。ファンの数でも一番少ないのではないか。そういう部分がまたファンの結束を強めている。長く広島球場に足を運んでないが、今の球場は今年が最後で、広島駅近くに新球場が建設中である。よく行った球場がなくなるのは、通った小学校が無くなるのに似た感慨がある。どこで同窓会するんだろう・・・という感じである。

弱いカープと古い天然芝の球場。強いカープと他の球場のような立派でお金持ちな野球場。昔から憧れてはいたが、本当はどっちが良いんだろう?いざ手に入るとわかると(もっとも“強いカープ”は手に入っているわけではないけどね・・・)考えてしまう。野球の楽しみってなんだろうと。

たぶん僕が一番気持ちがいいのは強いカープと田舎の天然芝の古い球場の組合せなんだろうな・・・そう思いながら新球場を少し楽しみにしている。

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Posted on 2008/06/06 Fri. 11:45    TB: 0    CM: 0

感動ということはどういうこと?(後編) 

それが何故なのか、ということを少し考えた。

フジコ・ヘミングの演奏に関して言えば、昔の若かったとき(こういう言い方をして失礼ではあるが)の演奏と比較してみなければなんとも言えないが、いわゆるテクニックとしてはピークを超えていると思う。しかし、“音を作る”とか、“歌う”能力が昔より優れているのではないかと思う。綾戸智恵も、テクニックとしては失礼ながらもともと大したものではないように思う。一度病気で声が出なくなったそうで、それにしては大したもんだと思うのだが。そういえばフジコ・ヘミングも病気で耳が聞こえなくなった。偶然にしては出来すぎている共通点ではないだろうか。

まあそれはともかく、両者とも音に乗せて訴えかけるパワーがすごい。僕は、この2人の演奏に何故か“不覚にも”感動してしまうのである。演奏技術をチェックしていない自分が心地よいと言っても良い。

確かに2人とも苦労人である。しかし、そういったプロならそれはそれで世の中に幾らでも居る。でもあれだけ多くの人に感動を与えられるプロはそうはいない。

彼らを見ていて思うのは、偽善的なことが大嫌いなのではないかということである。誰がどう言おうが、自分の表現したいことに徹底的に(頑固に)正直であろうとしているような気がする。クラシックとかジャズという世界から意識して“アウトロー”であろうとしている。それぞれ、従来のクラシックピアノとかジャズピアノのあり方というものに、おそらく意識的に反発して音を作り上げているのかもしれない。“偽のクラッシクやジャズのプロ”にだけはなりたくないと思っているのかもしれない。“多く”の人に(音楽ファンである必要はなくて、”自分“のパフォーマンスを聞きにきてくれる“どんな人”にでも)伝えられるメッセージでなければならないと考えて演奏しているのではないかと思うのである。

結構これは当たり前のことではなく、“理解してくれる人に理解されればよい”と思って演奏しているとしか思えないプロも多いような気がする。

僕が感動するのは、彼女たちの音を聞きながら、音を聞かなくてもよいほど強い人生のメッセージを伝えられているからなのではないか。もっと言えば、それを本当に多くの人が受け止めていると実感できるその「人間」の深さというか、嘘のなさというか、そういう力量に対して感動するのではないかと考えている。僕個人としてだけではなく、会社の経営者としても教えられることが多いと思っている。

皆さんはどう思いますか?

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Posted on 2008/06/04 Wed. 11:46    TB: 0    CM: 0

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