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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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国家資格職業とキャリアアップ 

僕にはいくつか常備薬があって、定期的に同じ薬局に行く。
そこで、ときどき薬剤師さんと話をすることがある。いつも話しに出るのは、薬剤師が不足しているということ。それと仕事が単調であるということ。薬剤師学校の卒業生は次から次へ新たに出てくるのに、薬剤師はどこに行っちゃうんでしょう、という話題が出る。

日本は少子高齢化に向かってすごいスピードで進んでいる。また、わが社の人材紹介事業における最近の傾向で言えば、“ポテンシャル採用”とか“第二新卒”に対する求人意欲に陰りが見えてきている。また求職者の中でも安定志向・大企業志向が増えている。

薬剤師は国家資格である。
国家資格職というのは、言い方は悪いが一種の利権職種とも言える。思うに、看護師などもそうであろうが、こういう職種は“キャリアアップ”というイメージがなかなか作りにくい。リーダーになるとかマネージメントをするとか、もちろん例外はあるが、ひょっとしたらアップという概念が基本的にはない職業かもしれない。結婚して子供が出来ると、家庭に入る人が多い。資格は別に仕事をしていなくても保有できているので、いざとなったらまた使える(もっとも技術・情報の進化に対するキャッチアップは課題であろうが)。そのような背景もあるのかもしれない。資格職業(昔「士業」とか言っていた職業といってもよいか)というのは、そういう意味で独特の立ち位置をもっている。

そう考えていくと、よく言われる「キャリアアップ」というのは、どういう風にとらえたらよいのであろう。普通に言えば、より「大きな仕事」ができる役割を持つことで、地位のアップとか給与のアップとかによって表される「自分のキャリア的成長」ということであろう。

HPにも書いてあるが、わが社で僕が提唱している理念に「ヴェディオール・ウェイ」というのがある。国家資格職業については、そのまま適用してもピンと来ない部分がある。
“他人に必要とされる人になる。それが幸せになること”ということを言っているが、この種の職業では、“必要とされる”というのは、単に市場の“需要と供給”で決められてしまう傾向が強い。ここのところとわが社の理念をどう整合させれば良いのか、最近考えている。つまり“キャリア”ということ自体を、もっと深く考えていかなければならないという気がしている。
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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/07/07 Mon. 11:18    TB: 0    CM: 0

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