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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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ペットのメタボ問題にみる自由の難しさ 

前回書いた日雇い派遣の問題が、先日NHKのニュースで取り上げられていた。そのまま見ていたら、その後の特集が動物のメタボの問題であった。

生活が成り立たないという雇用の問題の次が、ペットの肥満というのが如何にも皮肉で、かつ日本の現代の病理を浮き上がらせていた。可愛がりたいという人間の本能を“無責任に”ぶつける対象として、ペットは格好の対象なのであろう。

ボランティアはその奉仕に比例して自己の快感満足というご褒美があることを、以前ブログでも書いたと思う。ちょっと論理に無理がありそうだが、ペットに過剰な餌を与えることはどこかそれに通じているような気もする。感覚的に類似しているものがあるのではと。

しかし、「自由」ということも同時に考える。与える自由ということ。フリーターの問題は、主として経済問題として捉えられているが、「自由」の問題でもある。好きなことしかしない自由が許されるということが、結果として未来を喪失する危険に通じているという意味で。ペットに注ぐ不適当な愛情も、飼い主に与えられた自由の行使である。(虐待の真逆に見えて実は、結果としてペットの命を縮める行為という意味では“より手の込んだ無邪気な虐待”とも言えるかもしれない)

この二つの特集を見てまた落ち込んでしまった。現代の物質文明のゆがみを象徴しているように思って。その意味では、今起こっている資源価格の高騰が、このゆがみを是正する一助になるかもしれない。社会活動が自ら持っている自浄作用なのかもしれない。
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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/08/20 Wed. 10:07    TB: 0    CM: 0

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