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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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善意は悪意より難しい?アフガン邦人拉致事件? 

アフガニスタンで農業指導をしていたNPOの青年が、誘拐されて殺害された。
結果がでるスピードがあまりにも速くて驚いたし、あれだけの善意でも「闘争」という利害の中では無力なのかと暗澹たる気持ちになった。
NPOとして参加している青年を傷つける、ということの意図に深い思いを寄せてしまう。
農業は国の礎であり、収入源の増大・雇用の確保・緑化による災害防止など、国家と民衆にとって明らかにプラスで、どう考えてもマイナスになる要素がない。国家が無秩序で荒れていた方が、自分たちの利害に合っているということなのか。

人間というもの、組織というもの、権力というもの、綺麗ごとでは説明できないことは一杯ある。そして民族や文化の違いによるとんでもない考え方の違い、あるいは重要度の優先順位の違いもあるのだろう。

日本人はお坊ちゃんだと、アジアに長く住んでいたときに思った。貧しさとかが原因と言えるのかどうかわからないが、自分のエゴで徹底的に、しかも露骨に行動する人間を多く見た。その度に、日本人の心の豊かさとか、それを支えてくれた歴史とかに思いを馳せた。
しかし同時に一皮むけば、結局同じかもしれないという偽善にも苦しんだ。その度に「犠牲」という言葉が浮かんでは消えた。消えた理由は“勇気のなさ”と解釈してもよいし、“大人であろう”としている自己弁護であったり、いろんなケースがあった。でもいつも、それが「逃避」ではないという言い訳でもあるかもしれないということに、少し罪悪感を持っていたことも告白しなければならない。

マレーシアのジャングルの中に「海外青年協力隊」がいた。何度か会って話もした。でも僕とは違った。その答えはまだ見つかっていない。

善意というのは悪意より、わかりにくくて難しいものなのであろう。でも、答えはそれぞれ自分で探すしかない。
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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2008/09/10 Wed. 12:58    TB: 0    CM: 0

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