FC2ブログ

大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

04« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»06
 

「女性専用車両」と「大人カワイイ」の関係について 

昨日の話ですが、客先に直行していて、9時半頃市ヶ谷で地下鉄を乗り換えました。階段からホームに降りたところに電車が入ってきたので一番前の車両に飛び乗りました。


時間にしてはガラガラで席も空いていました。おかしいとは思ったのですが、どうも生来思い込みが強いタチで、”ラッキー”と思ったとたんそれ以上その理由を詮索せず、すぐ読書を始めてしまった。


その時です。社内放送があって「一番前の車両は女性車両なのでお気をつけください」と。“ラッキー”なのか”アンラッキー”なのかわからないけど、その放送が耳に入り、おかげでその空いている理由がわかったのです。窓にデカデカと「女性専用車両」と書いてありました。時間もまだ9時半に少し間がありました。


後から思うと、確かに僕がドアから飛び込んで入ってきたとき、何かサーっと空気が変わった。向かいに座っていた女性が突然組んでいる足を下ろしたし、その隣の若い女性はやっていた化粧を止めた(ように見えた)。


知らないということは一番強いです。羞恥心がないこともとても強いパワーを持っています。但し、それが事実の誤解によると分かってしまうと、倍返しでダメージを受けます。まあ、そういうことになって次の駅で車両を変わりました。今思うと社内で車両移動ができたのに、それすら思い浮かばなかった。誤解によって内的に生じたパニックというのも研究対象としては面白いと思いましたが、それはこれを書いている今の話です。


世の中の多くの「社会的ルール」は、男女が共存すること前提にしています。かの福岡伸一博士によるとY染色体がどんどん短くなっているのでそのうち男性がこの世から消え去るそうですが、まあここ数年(?)は大丈夫でしょう。


もちろん、男性が世の中に存在していながら、”その場にいない”ことを前提としている場所がいくつかあります。例えば女性用トイレや産婦人科などです。それにこの「女性専用車両」を加えなければならないことを学びました。


今「大人カワイイ」というファッション文化が「アラサー」世代を中心に生まれ、広がってきているらしいです。そしてどうもそれは”男性を意識することで制約されているものから解き放つ”ことや”年齢によって縛られている伝統的規範から自由になる”ようなことを指していると勉強しました。


男性を空間的にオフリミットするってことは”男性を思いっきり意識している”ことですから、「女性専用車両」を求めるトレンドとこの「大人カワイイ」はどうも真反対の現象ということになります。


進化というものは、拒否することではなく、それを乗り越え有益なものに変えていくことではないかと思います。


自分の誤解によって生じたささやかなダメージから、進化論まで考えてしまったところに、やや不健康な疲労感を感じた事件でした。


スポンサーサイト

カテゴリ: 未分類

[edit]

Posted on 2010/05/14 Fri. 12:39    TB: 0    CM: 0

プロフィール

カテゴリ

カレンダー

リンク

検索フォーム

最新記事

月別アーカイブ

QRコード

RSSリンクの表示