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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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山のあなたの空遠く・・・ 

先日の日経に”若い女性の専業主婦志向が強まった”という記事が出ていました。ついこの前まで”女性の社会進出”とか”女性とキャリア”と言うような事が盛んに取り上げられていたように思うので、随分と様変わりしたもんだと驚きました。

女性の主婦志向というのが若い女性と言うところにも注目します。仕事をしている先輩を見ても幸せそうに見えないのだと思います。もし男も家庭に入っていた歴史があれば、若い男性にも主夫志向が強まったということになっているかもしれません。

ここで言う「主婦」や「主夫」は”楽な生活”という意味が多分に強いと思います。それと”幸せ”が近い概念であることも正直なところかもしれません。男性は残念ながらそういう形での”楽なキャリア”を隠れ蓑にはできないので不本意ながら外で仕事をしているのかも知れません。

アメリカでは今男女別々の授業をする実験が始まっているということです。これは一時盛んに言われた「男脳」とか「女脳」と関係があるようです。生理的な性と社会的な性の分離が戦後叫ばれていましたが、そのことで得られる事の少なさに、その種の運動も下火になってきているとも言えるでしょう。
また、「父性」と「母性」という捉え方もあります。

確かに「女性」・「母性」・「主婦」というものに共通して存在する、対男性優位な側面は見直されても良いし、戦前まであったその規範が結果として積極的な価値付けをされることになったのであれば、将来の日本にとって喜ばしいことであると思います。

しかし、消去法で残った「職業」が「主婦」である、という見方も一方では正しくて、そうであれば一層の精神的衰弱につながっていくのではと危惧しています。

そうであればその疲労感はどこから来て、それを取り除くにはどうしたら良いのか。私見ですが、むしろ積極的に「主婦」という職業(?)をプロとしてとらえてその質を追求する。また「母」というものも女性しかなり得ない尊い役割という風にとらえ直すことが出来ないかと思う。

子供手当てによる少子化防止も一面意味はあるが、やはりそういう文化とか教育の部分に話を広げる論調はあまり見られません。政治もそこには踏み込まない。票にならないのでしょう。

とても難しい問題ですが、男女同権などという形式的平等のほころびが出てきたことは間違いがないと思います。これも不況の副産物であるなら、その負の部分ではなく正の部分を見直すチャンスかもしれなせんね。フェミニズムとかジェンダーフリーでは癒されないのは男性も同じかも知れないからです。

でも、男性の所得も下がっています。専業主婦で幸せを感じることができるには、男性の「守る力」や「稼ぐ力」、そして「夢を見せてくれる力」が前提になりそうです。”頼もしさ”ですね。坂本龍馬ですよね、結局のところ。

山のあなたの空遠く・・・ カール・ブッセですか。

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Posted on 2010/06/08 Tue. 22:44    TB: 0    CM: 0

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