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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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政治の自己破壊本能 

あっと言う間に師走を迎えてしまいました。光陰矢の如し。時間の観念というのは自意識の尺度によって違います。正常な精神状態の時には、楽しい時間は速く過ぎ、辛い時間はなかなか去ってはくれません。

でも脳が疲労してくると、この「楽しい」と「辛い」が逆転する瞬間があります。多分それはその疲労の結果として起こるかもしれない事象から身を守るための脳の適応努力の姿です。そして、その疲労状態が続いて行くと、脳が次のステージの”進化”に入ります。つまりその状態を「常態」として受け入れる準備に入ります。何が起こってもそれを”不思議と感じる適応異常”から身を守ろうとする姿です。自虐的であることにむしろ快感を覚えるとか、生きようとする自然な行為がむしろ不自然に映るとか、です。

”こころ”のことをいつも考える仕事をしていると、「人」の適応能力の”凄み”を思わざるを得ません。
例えば「うつ」も環境への適応反応なんだと思います。結局、生物としての自己保存本能の発露のひとつなのです。

問題は、その自己保存本能の行き着く先が、自らの意思による自己破壊につながっているパラドックスにあると思うのです。それをパラドックスと呼ばないとするなら、それ自体も「本能」と呼ばざるを得ません。”自己破壊本能”と言う本能。

認知行動療法と言うのがあります。自分に見えていると思う自分を取り囲む現象の見方を変えるというものです。事実と真実の話をこの前のブログでしましたが、メンタルの世界のことを考えていると一層その違いに目が向きます。

今日のニュースでもまた新たな政治家の問責の応酬の話がありました。どんどん日本と日本人が小さくなって行く。龍馬が人気を博すエネルギーや、坂の上の雲の再放送にまた新たな感動を覚えてしまう自分の心をやや持て余しながら、政治のレベルがこんなに素人のレベルになった原因にまた思いを新たにしています。周りに対しての自己認識に客観的な視点が持てるようにすることが教育の目的の一つとするなら、日本の歴史の中にそういう時代があったことが教育の結果だったか改めて考える必要があると思います。

それが「民度」であり、「文化」だからです。

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Posted on 2010/12/01 Wed. 22:32    TB: 0    CM: 0

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