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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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卒業式と止まらない時の流れ 

稼働していない工場が多いせいか、海ほたるの向こうに浦賀水道が、羽田空港の向こうに横浜ランドマークタワーが見えています。空気の透明度が増して”遥かでそして穏やかな”景色が見られます。そして、これは今、夜になると光が少なくなって闇に沈む景色になっています。

停電や節電で、今この辺りの夜は、何十年も前の、まだ”本当に”貧しかったころの日本と変わらない明るさになっているのかもしれません。豊かになった建物や道路が見えにくくなるからでもあるでしょう。でも東北の被災地では本当に何もなくなってしまって恐怖を伴う闇になっているのでしょう。それを思うと心が痛みます。

浦安が災害援助法の適用を受けることになったそうです。まだ水やガスが来ていない地区もあり、この近くにも未だ稼働している3か所の給水所があります。これで今後は計画停電の対象から外れるそうです。

”余りにも足らないこと”に遭遇して初めて豊かさの意味を知る。でも「過ぎたるは及ばざるがごとし」と感じるのことは難しいのでしょうね。

今卒業式と入学式の季節です。特に卒業式には「別れ」があって、心をギュッと掴まれるような痛みがありますね。そしてそのことが卒業式を重くて意味のあるイベントにします。「時の流れ」が止まらないことの「残酷さ」と、だから味わい深くなる人生を考えさせられます。

被災地の卒業式に胸が痛みます。普通の別れよりもっともっと多くの別れと痛みを感じる卒業式になっているのでしょう。「時の流れ」が元に戻れない慟哭が聞こえてきます。そう、”喪失の中の卒業式”。

でもきっと乗り越えてくれると思います。時は止まらなくて流れ続けるからです。

入学式をキャンセルしたり延期する学校がたくさんあるそうですね。式が無くても新しい道を歩み始めるように時は流れていきます。若者はまた成長し、老人はまたひとつ歳をとります。

遥か昔の自分の卒業式を目を細めて思い出しながら、遠い房総半島を見ています。



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Posted on 2011/03/27 Sun. 17:10    TB: 0    CM: 0

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