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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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美しい数学 

今日は気分が優れず、早めに帰宅しました。熱中症になる歳でもないし、昨夜の酒のせいかとも思ったけど、少し夏風邪をひいたのかもしれません。”節電風邪”ですかね・・・

「博士の愛した数式」で好きになった小川洋子が、数学の美について藤原正彦と行った対談の本をさっき読み終えました。「世にも美しい数学入門」という本です。少し時間ができたお陰で最後の30頁くらいを読み終えました。



博士の愛した数式 (新潮文庫)



世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)


”三角形の内角の和が180度である”というのが如何に完成され絶対であるか、だから美しい。「友愛数」の話とか、江夏の背番号28が完全数(自分自身を除く約数を全部足すと自分自身になる数字???)であるとか・・・数が表す世界に「美」を見いだすという着想が面白い。「定理」にも美しいものとそうでないものがあるのだと。

数式のことはもうひとつ生理的について行けませんが、数学と美の関係をこれほど面白い話にしているお二人に敬意を評します。

物理学は実学(形而下学)だけど数学は哲学(形而上学)と言われていますが、数学というものの手助けがなければ多くの自然科学はその成果を達成できていないと思われます。そういう数学の存在がさらに面白いと思います。

藤原正彦は藤原ていとあの新田次郎の子供です。理系なのに文系的で情緒感覚が抜群な人です。昔からエッセイを良く読んでいたし、近年とみに日本文化と日本人本来の誇りとか価値を、忘れている(というか教えられていない)今の多くの日本人に伝えようとしていて、読むと自信が湧いてきます。確か最新号の文藝春秋に石原慎太郎とのこの種の対談が載っていたように思います。まだ読んでいませんが。

小川洋子は静謐な感受性が好きで、情緒に溺れない品性に引かれます。文系人間なのにその冷静さが理系的なのかもしれません。「博士の愛した数式」は特に映画の出来が良かったですね。奇麗な物語になっていて。

つまり、この二人は真反対の世界からそれぞれの個性の必然として互いに近づいてしまった。そんな対談でした。

美学という超形而上的な学問がありますが、数学の中にそれを感じ、それこそ数学のもつエッセンスであるという感じを強く持ちます。

ちょっといつもは使わない脳を使っている快感を感じます。

話は変わりますが、最近の日本は何か”ボコボコに叩かれている日本”という感じで、イライラしますね。
市民運動というものの醜さを菅首相に見ます。今までこんな政治家は居なかったのではないでしょうか。
新鮮な醜悪さに驚いています。

カープはやっと勝ちました。

巨人戦の初戦をドームに見に行ってまた力が抜けていたので、少し今元気になりました。実にナンセンスな話です。
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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2011/07/12 Tue. 23:30    TB: 0    CM: 0

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