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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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こころの初体験 

今日は「初体験」の「経験」をしました。娘の結婚式があったのです。いろんな情報を元に、自分の娘の結婚でもいろいろなシミュレーションができているつもりでした。

しかし、実際には想像を超えた心の動きが随分あって、まさに「こころの初体験」でした。今帰宅したところですが、まだどこか動揺しています。

教会での結婚式。まず自分と娘の関係と自分と神の心の交流がうまく交差しなくて、ひどく落ち着かない気持ちになりました。無事に成長してくれたことへの感謝でなければならないのに、感謝しなければならないということ自体が持つ無常観に支配されていました。

一種の喪失体験である訳ですが、実にフィジカルでかつ生理的な喪失体験である事実に戸惑っています。家族は互いに精神的な依存の中で関係構築をしていたことにも今更なように気付かされています。

場所を移動してからの披露宴(クルーズで行う船上披露宴でしたが)の練られたプラン。細かく言えば趣味に合わないところも多かったのですが、やはり最後の娘の言葉と花束贈呈ですかね。それまで相当気を紛らわせて感情が高ぶるのを避けていたのに、最後にハマってしまいました。あんなに水戸黄門的稚拙さのある定番演出なのに。

嬉しさと寂しさのどちらが大きいかとまだ独身の息子に聞かれたけど、自分の感情が自分に近すぎて解らないような状態と言うしかなかった。

家族も時の変化で刻々と違ったものになって行きます。特に子供の成長は短い時間軸の中で社会的変化(身体的変化はもちろんだけど)に富んでいるので、子供を触媒とする家族の時間は特にとても短く感じます。幼い彼女を抱き上げたときの匂い。成長してから少し交流が難しくなった時期の近いのにそのヨソヨソしい感じ。それが他人の力を借りて途端に”りっぱな”女性に変身して、堂々と育ててくれたお礼を言う。こんな激しい変化について行けるほどこちらは成長できていない。

新たな喪失の中でまた何かを見つけるのかも知れません。そして今度はもっとゆっくりと何かを得たような気持ちになれるのかも知れません。主(あるじ)のいなくなった子供部屋という空間がその自分の複雑なこころの世界を時間をかけながら癒してくれるのでしょうか・・・

しかし、何より大きな疲れるイベントがひとつ終わったことだけは確かです。

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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2011/11/06 Sun. 22:43    TB: 0    CM: 0

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