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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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多くの人の評価とその成長に結びつく職人の本質 

昨日の続きです。”秋山工務店に学ぶ”シリーズです。

私の会社でもそうですが、今会社の中で報・連・相ができないことでチームプレーができない現象が問題になっています。

何度言ってもできない社員がいますね。
これは自分で判断するからです。
会社のルールとか指示に対しては自分で考えて判断しては組織になりません。

「考える社員になれ」ということを自分の都合の良いように解釈しているのです。結局「考えていない」のです。

「間違った考え」で時間を浪費し、成長のスピードを遅くして結局社員自身が損をすることを防止するひとつの非常に効果的な方法がこの30か条の全員による唱和だと思い紹介します。朝のマラソン、皆で作る朝食、掃除が終わって仕事が始まる前の唱和です。

ちょっと長いけど含蓄があるので紹介します。(「もらえます」という言葉に注意)

1. 挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
2. 連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
3. 明るい人から現場に行かせてもらえます。
4. まわりをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
5. 人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
6. 愛想良くできる人から現場に行かせてもらえます。
7. 責任を持てる人から現場に行かせてもらえます。
8. 返事をきっちりできる人から現場に行かせてもらえます。
9. 思いやりがある人から現場に行かせてもらえます。
10. 時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。
11. 道具の整備がいつもされている人から現場に行かせてもらえます。
12. お掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。
13. 今の自分の立場が明確な人から現場に行かせてもらえます。
14. 前向きに事を考えられる人から現場に行かせてもらえます。
15. 感謝のできる人から現場に行かせてもらえます。
16. 身だしなみのできている人から現場に行かせてもらえます。
17. お手伝いのできている人から現場に行かせてもらえます。
18. 自己紹介のできる人から現場に行かせてもらえます。
19. 自慢のできる人から現場に行かせてもらえます。
20. 意見を言える人から現場に行かせてもらえます。
21. お手紙をこまめにだせる人から現場に行かせてもらえます。
22. トイレ掃除ができる人から現場に行かせてもらえます。
23. 道具を上手に使える人から現場に行かせてもらえます。
24. 電話を上手にかけることができる人から現場に行かせてもらえます。
25. 食べるのが早い人から現場に行かせてもらえます。
26. お金を大事に使える人から現場に行かせてもらえます。
27. そろばんのできる人から現場に行かせてもらえます。
28.レポートがわかりやすい人から現場に行かせてもらえます。
29. おせっかいな人から現場に行かせてもらえます。
30. しつこい人から現場に行かせてもらえます。
(最後の2つは本にはない追加したものだそうです。)


この内容はもちろん正確にそのままで社員につかえないものもありそうですが、その本質は全て正しいと思います。忘れていたことを思い出しました。

我が社でもこれをこれから使うことに決めました。
少なくとも人事考課としては多くが使えるのではないでしょうか。

現場に行かせてもらえる人がどれだけいるか... 自分は行けるだろうかと。

学生時代に入っていた建長寺(鎌倉の臨済宗の寺)のことを思い出したし、TVでやっていた永平寺の修行も思い出しました。人にとって大切なことって、本当に社員のことを思ったらしなければ行けない事って何だろうと。

日本の歴史や先陣の叡智を思い、人の弱さと強さの意味を考えました。そして今の日本の弱さの源泉にぶち当たったような落ち着かなさを覚えました。

「人」というものを見るときの価値判断を今一度考え直す必要がありますね。

職人の持つ本質は多くのことに通じると。


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Posted on 2011/11/17 Thu. 23:18    TB: 0    CM: 0

きつい世界を敢えて求めて自分を成長させるこんなに多くの若者がいた!! 

今日は、人材育成学会会長で我が社の顧問でもある森田一寿先生が基調講演をされるということで、日産訓(社団法人日本産業訓練協会)の人材開発全国大会に午後から出かけてきました。

先生の話は、いつも2人で話している「人的資源」の活用方法はどうあるべきか、という内容で、僕にとって新しい話は特になかったのですが、この大会の目玉が今「丁稚のすすめ」(幻冬舎)という本や「ガイヤの夜明け」でも紹介されているカリスマ家具職人・秋山利輝氏の講演でした。



秋山氏の講演内容を抜粋すると、

入社したら男女問わず丸坊主(女性も結構多い)
朝4時起きで入社後4年間は丁稚(丁稚という言葉も殆ど死語になっているのでは?)
6畳2間に5人の寮
8年経ったらどこに出しても恥ずかしくない家具職人になる
生徒は技能オリンピックの金銀銅の常連
入社倍率10倍
入社前、希望者の実家に必ず出向いて家族皆に会い、覚悟を確認する
風邪を引いたら解雇
職人心得30(これは次回紹介します。実に含蓄がある。)

 語録
  ・人間性を高めれば必ず技は付いてくる。
  ・人間は日々悩んでいなければならない。
  ・働きたい会社なんかあるはずがない。それを探しているから失業者が増える。
   ないなら自分でやりたい事ができる会社を作りなさい。
  ・スキルのある人はいばらない。
  ・土日が休みになったのはついこの前から。昔は盆と正月しか休まなかったもの。
  ・日曜が休みなのは西洋のキリスト教の影響。西洋では日曜は安息日で仕事をしては行けない。
   そのまま導入した日本では日曜は遊ぶ日で休息しない。それで月曜会社で手を抜いている。
 
最後に20代の社員が5人出てきました。そして職人心得をよどみなく全部発声。身体がじ~んときましたね。
こんなにきついのに入社希望者が後を絶たない。労働関連法規は何のためにあるのでしょう??

メンタルヘルスの仕事をしているものにとってこの世界は無視できません。戦後忘れていた(いや、家庭と学校と行政により忘れさせられていた)価値観です。
この人間回帰の考えに戻るしか人を生き生きと強くする方法はないという意を改めて強く持ちました。

ぜひ彼の本を読んで下さい。

これからのヒューマニーズの方向性に自信を持ちました。

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Posted on 2011/11/17 Thu. 00:08    TB: 0    CM: 0

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