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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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C世代と多様性 

今年に入って日経で「C世代駆ける」という特集をやっていますね。コンピューターとかチェンジなどいくつかの今の若者を取り巻く環境を特徴付ける英語の頭文字がCであることから付けられた名称のようです。

このC世代の特集を読んでいると、ネガティブな側面ばかり強調されてきた若者の中に”逆に従来の日本人とはまったく異なった基盤を持つがゆえに”現れることが可能になった(つまりマイナスゆえに生じ得た)未来の新しい日本人というニュアンスがこのC世代という言葉に込められていると感じられてきます。

人材紹介会社の㈱コア(http://www.core-jp.com)が今年2年目に入ります。ある転職サイトで利用者の評価でトップ10入りするなど、お陰様で順調な滑り出しになっていますが、2年目はまた新たなチャレンジをしなければならないと思っています。

コア社は、「今までにないキャリアへのアプローチ」をテーマにしている会社ですが、この日経の記事に示唆されることが多くあります。

例えば「グローバル人材」という今誰もが求めている人材の意味を私は「多様性に対応できる人材」と解釈しています。海外でも通用する人材という意味で使われますが、多くの国で通用するということはその国の文化や人の考え方に対応できる人材ということになります。これは日本の国内においても同じことです。社員にもそのように言い、そういう人材が求められていることを求職者のみなさんに伝えるように良く言っていますが、「対応できる」というのはやはり「自分の中に多様性を持つ」ことから始まります。

多様性は柔軟性と言っても良いかもしれません。けっして多くのspecialityや経験を持っていることを意味するわけではありません。もちろんそういうものがプラスになるということは事実だと思いますが、そもそも柔軟性の量に比例して多様なスキルであったり世界が広がり身について行くのではないかと思っています。

㈱コアでは今「キャリア塾」のようなものを準備しています。キャリアコンサルティングからライフコンサルティングへの一歩なのかも知れませんが”具体的なニーズ”にも応えられる機能を少しずつ増やしていこうと言うものです。

このC世代の記事に勇気付けられました。今のカオスな世の中ゆえに”むしろ様になる”考え方があるのでしょう。私の年代の人間とは大きく違うというパラダイム変換は、彼らの中にすでにあるものに気付くことなのかもしれませんね。彼らの多くは既に「多様なもの」を持っている人たちなのかも知れません。でもそれに気付き、それを意識的に強化し、そしてそれを自分に資するものにしていく意思とビジョンを明確にしなければなりません。

多くの頼もしい若い人たちが私たちの想像以上に増えていっているような気がします。
それをお手伝いする会社になりたいと思います。

この塾のコンテンツは、コア社の基盤になっているものの考え方の上に自然に積み上がって行くものを一つ一つ拾っていくことから始めようと思っています。コアという「ハブ」の上に拡がっていく扇のようなイメージです。
私も、そして会社も新しいことにチャレンジです。

今年もよろしくお願い致します。

カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2012/01/04 Wed. 16:01    TB: 0    CM: 0

箱根駅伝からバッハ、そして静寂であること 

年末年始の休みも連日イベント続き。今日やっと何もない1日となりました。朝からベッドの中で箱根駅伝を見ながら考えていました。そう、「エキデン」の魅力を。

昔からスポーツの中で何が好きかと言われるとマラソンと答えていました。中学/高校と運動神経がpoorであった自分が一番そう見劣りしないで出来たスポーツであったように思います。当時は技術ではなく「根性」で出来ると思って居た為で、その理由も気に入っていましたし、今も選手を見ていてその部分で共感ができる自分が好きです。

マラソンも駅伝ももちろん技術が重要だし、それによって練習が、結果が違ってきます。でも”限界”に挑戦するという非常に人間的な行動を最もシンプルに可視化できているスポーツ(?)なのかもしれません。

それに加えて駅伝という、チームでしか勝利を挙げられないマラソン(?)というのが、その根性論を社会論に昇華しています。世界に誇るシステムと言っていいでしょう。(そういえば「交番」といのもそのまま日本語が流通している世界に例のない安全システムだと聞いたことを思い出しました。関係ありませんが。)「箱根」は、毎年いろんなドラマが起こる。4年の間にその努力に陽が当たるとは限らないし、常勝チームと言うのも作りにくい。まあ、なかなかその日本的で非近代的なところが好きとも言えるのか?

今日は晴れ間が出て、工場が休んでいるので空気が澄んで遠くの景色まで良く見えます。エコ経済になるということはシンプルにこういう景色の日が増えることを言っているのかも知れません。

DSC04365.jpg

ところで恥ずかしい話ですが、マックのaltキー(optionキーと言うべき?)とF7を押すとituneに入っている曲が鳴りだすようで、偶然(単に間違ったキーワークをして)発見しました。実はそうじゃあなく、もっと違うキーワークなのかもしれないので、認識がない行為は怖いとも思うわけですが・・ だから今バッハのピアノでパルティータが鳴り始めました。こういう偶然にどれだけ今までで救われてきただろうという別の思いにも浸りながらこの素晴らしい曲を聞きながらキーボードを叩いています。

それで思い出したのですが、今のサックスのアンサンブルのバンドの選抜チームでクラシック(特にバッハ)だけ演奏するグループを作りたいと言うのが今年の目標のひとつです。年末にネットでいくつかカルテット用のバッハの譜面を注文したので届くのを楽しみにしているところです。

Jazzも良いけどバッハも良い! Jazzを聞いているときとバッハを聞いている時では自分の性格や、思考パターンが明らかに違うことはかなり前からわかっていました。書く文章まで違ってくるのでその影響は小さくありません。良く言うと自分の「多様性」。悪く言えば結局は飽きっぽい性格と言うことです。でもこの2つは実は根っこが一緒かもしれませんね。

とにかく今日は静寂溢れる1日になっています。静寂は静謐な気持ちと癒しをもたらします。休息の一つの形はこの静けさです。たまには必要な「音」です。Sound of Silence ?

カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2012/01/03 Tue. 16:41    TB: 0    CM: 0

弱くなっていく日本と「初日の入り」 

年が明けましたね。”おめでとうございます”と言いたいけど、何が目出たいのかちょっとわからない時代になってきましたね。

明け方まで起きていたので、初日の出の時はベッドの中でした。房総半島から昇ってくるご来光を仰ぐという簡便な方法をとることが多いのですが、今年はスキップしてしまいました。

その代わり、今回は初詣よろしく元旦のミサに参列するため教会に行ってきました。滅多に行かない教会ですが元旦のフレッシュな気持ちには良く合います。理屈はともかく「形」は大事ですね。

昨年結婚した娘夫婦と一日過ごしました。姓が変わって新たな家族が増えるっていう感覚は独特のものがあります。「家」の概念が社会的に無くなってきていることと、その中での親族ということの意味を考えてしまいます。その感覚にまだ慣れないでいます。

「初日の出」の代わりに「初日の入り」を撮りました。こうして見ると違いが分らなくないですか?

IMG_0112_2.jpg

今年は本当にどんな年になるのだろう。日本はますます貧しくなるのでしょうか?

言いにくいことなのかも知れませんが、”持ってない人”を助けることが美徳になり過ぎると、持っていることが悪いことになっていく傾向があります。そう言う風潮になり易い。「持つ」には競争に勝つ必要がありますが、競争を悪と考えだすと勝つことも悪いことになります。そうすると全員が戦わなくなり、だれも苦労しなくなります。競争はスポーツの世界でなければ正当化されなくなるのかもしれません。力があることが尊敬されない国家は衰退します。

当たり前のことがわからなくなっているメディア、票がとれないので本当のことを言えない政治システムとその中で何のために政治家になったのかわからない政治家達。

そろそろ飽和状態になってきた「偽りの美徳」ですか・・・・

今年は何かの転機が訪れるでしょうか? 僕は明快に発言し、明快に仕事をしたいと強く思っています。自分に不利になるって感覚のレベルをどこに持って行くか。それを課題に1年を過ごそうと思っています。



カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2012/01/01 Sun. 23:58    TB: 0    CM: 0

大晦日のベートーベン 

大晦日の今日(と言っても正確にはもう昨日になってしまいましたが)は文化会館で開催されたベートーベンの交響曲全曲の演奏会に行ってきました。交響曲1番から9番までをぶっ通しでやるもので、こういうのをドイツ語でチクルスとも言うそうです。13時開始で終了は夜中の12時です。指揮は小林研一郎。

IMG_0079.jpg

毎年やっていて、去年は巨匠ロリン・マゼールが指揮。良かったのですがもうひとつ綺麗な演奏でいまひとつ感動しなかった。今年は小林研一郎。ちょっとこれもどうかと思ったけど、去年より良かった。深夜までしつこくベートーベンを聴く、しかも連続して聴くことで初めてわかってくるというものがある。そういう気持ちになった演奏でした。

去年もブログを書いたと思うけど、ベートーベンの構造的な音構造と、後世に残そうとする意思(芸術という概念を持って創作するという)を持った音楽。それまでのロマン派(もちろん職人音楽家として存在したバロック時代でもない)の音楽が、”才能が情動的に”発露するという「本能の音楽」とすれば、ベートーベン(とそれ以降の近代の音楽というべき)は「思想の音楽」ですね。

若い時にはモーツァルトの天才に心地よく酔え、ベートーベンのような眉に皺を寄せるような音楽は回避していましたが、歳を重ねてきたからか、その良さがわかってきたような気がします。

それと”コバケン”が自分に合っているみたい。誠実さというものがオーケストラのメンバーの心に何か作用し、それが12時間かけて9曲も同じタクトに従っている内に、質的に明らかに同化して共振するようになっていくと言うか、、、ロリン・マゼールの「上目線」では出せない音を感じました。

丁寧で愚直で不器用で繊細。でもとにかく暖かい音。小林研一郎を見直しました。ベートーベンの堅さに丁度合っているのかも知れない。

また今回は前から5列の右側という超”かぶりつき”で、少々音のバランスは悪かったが、ベートーベンはコントラバスを多様するので低音が強調され、結果的には結構満足できる音だったのかもしれない。

IMG_0080.jpg

上野の文化会館の大ホールは、最近新しくお金をかけて作られたホールに比べどうなのかと思っていましたが、昔のホールの良さは結構バカに出来ないかもしれない。

第九に感動してホールの外に出ようとしたら、丁度カウントダウン。新年と同時に主要メンバーがロビーでシュトラウスの「美しき青きドナウ」を演奏してくれた。ウィーンのニューイヤーコンサートにあやかってくれたものだと思うけど、去年にはなかった趣向でこれもとても暖かいもてなしだと思いました。

何か良かったな~。きっと2012年は良い年になりそう。良い思いをした新年でした。





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Posted on 2012/01/01 Sun. 02:47    TB: 0    CM: 0

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