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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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尖閣問題に思う 

今日は少しゆとりがあった一日でした。そのせいか何か充実していない一日であったかも。

で、何を書き込もうかと思って机に座りましたが、やはり中国人の反日暴動に興味が向いてしまっていて、そのことについて書くことにしました。

10年少し前頃、勤めていた会社の仕事で事務所の立ち上げや営業活動のため、多いときは月4回も上海・蘇州・北京などに出張していた時期が2~3年ありました。中国人はとてもシンプルな国民だと言うのが当時の僕の感想でした。

喜怒哀楽がはっきりしていて、物事にストレートです。持って回った考え方をしたり日本人のような遠慮をしたりすることは無さそうに思ったものです。

それと今はインターネットが発達しているので違うかも知れませんが、自分たちを外から見る材料としての知識が少なく、客観的に物事を見る訓練ができていない。疑うことをしない。

でも(だからと言うべきか?)「偽善」がなく、正直に思ったことに従って行動することができる分、好もしさを感じる友人も多かった。むしろ日本人の“いやらしさ”に思いが行くことさえありました。しかし彼らと仕事をするのは難しかった。

今回の暴動を見て最も感じるのは、「教育」の恐ろしさとか、中国人にとっての学校教育の位置づけという事です。刷り込みの怖さです。暴動に参加しているのは10代や20代で、それは尖閣を領土と言い始めた時期とそこからの教育という事実と一致します。

教育は個々の国民をどういう風に作り上げていくのか考えたとき、決定的に重要な役割を担っています。

そしてこのような元々の国民性を考えてみると、今の一党独裁の政治体制はむしろ必然であり、マッチしているし、敢えて言えばやはりそういう国民が作ることができる唯一の体制が一党独裁ということかも知れないとも思うわけです。それは毛沢東時代に出来上がった近代的な中国と言っても良いけど、本当に形だけでもあれだけの国土を統一するためにはイデオロギーが必要であったという言い方もできます。もっと言えばだから国民を政治に利用できているし、それが最も効率の良い方法だった。教育というのは最も時間がかかるが最も確実な方法です。でもそれを作りえたのもその国民性ゆえと言う事になります。でもそれを修正するのはもっと大変です。その必要があれば、ということですけど。

かの国との間に存在する「海」の大きさを考え本当にため息が出るような気持になります。

個々の個性とか、個々に意見を持っているという事がそもそも有りうるのか、考えなければならないけど、少なくとも”あからさま”にそれを利用することができているうちは、一定以上の民度を持った先進国とは言えないでしょう。

国の経済力とか国際社会での存在感とかにもいろいろあるけど、結局は尊敬される部分がなければそれらを誇る資格はないと思います。GDPが世界2位と言う事が持つ本質的な問題を思います。日本の国力とはでは何なのか、同じように考えなければいけないでしょう。

東北の震災で示した日本人の行動。それを美徳と呼ぶなら、今回の尖閣にみる中国という国家とその国民に対して、日本と言う「国家」は一体どういう形を持ってこれを受け止めたら良いのか。納得行く対処方法が何なのか考えるとても良い機会を提供してくれているのかも知れません。日本という国家や日本人という国民はいるのでしょうか?

でも国の意思と言うのはそもそも一体何なんでしょうね。その決定者というのは誰なんでしょう。中国だけではありません。政治体制の問題でもなさそうに思います。

教育の中身を決めるのは誰であるべきなんでしょう。考えさせられます。

硬い話になってしまいました。
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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2012/09/16 Sun. 23:41    TB: 0    CM: 0

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