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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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「安全・安心」の国 

今日はweekdayとしては記録的に早く帰宅できました。それで机に座ってこれを書いています。

最近とても気になっていて、かつ好きではない言葉に「安全・安心」があります。

心地のいい言葉です。そうだと本当に良いなと思います。
でも皆が「安心・安全」になることなど出来るでしょうか?

“ねだる人”という言葉とも通じる不快感があります。

世の中では「理不尽」な事が常に起こります。天災での死、不慮の事故での死、不治の病、どうしようもない別れ。理不尽と言う言葉が自然に出てくるのは確かに人間ではどうしようもない不可抗力によって被る災いです。でも本当に怖いというか「理不尽」なことは人の行為による災いです。例えば殺人の犠牲者、善意の人を善意であるがゆえに騙せる行為、何もしらない子供に対する犯罪、動物の虐待・・・・

僕は強く思うのだけど、天災は人間ではどうしようもない当たり前の自然現象。とても残念かもしれないけど人間も自然の一部。でも、人が人を傷つけることって、人が「人の業」として持っている“自然な悪魔”の成せるわざってことを思うのです。

如何にこの「安全・安心」と言う言葉がむなしいか。

何かから身を守る、損害をあらかじめ予想して準備する、時には心底“神に祈る”。こう言ったことは太古の昔から人類がやってきたことだと思います。人ではどうしようもないことに少しでも対応しようとする、でもどうしようもない事があることを忘れてはいない。

でも今の「安心・安全」という言葉を使うマスコミや各種団体のそれは、何か大切なことに目をつむっているのに、そのことに正直ではない厭な感覚を覚えるのです。

少し大げさだとは思うけど、どうしても好きになれない風潮です。本当にそんなことが実現できると思っているのでしょうか?希望と現実はどちらも大切です。でも”どちらかだけ”はズルイように思います。

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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2012/11/06 Tue. 21:35    TB: 0    CM: 0

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