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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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貧しさへの抵抗をくみ取る政治とは 

今年も年賀状の季節になりました。いつも年が明けるギリギリに投函するのに今年は結構早めに準備をすることができて、後は印刷するのみ。今日珍しく”サクサク”(って言うのでしょうか・・)と作業ができ、ひとつ仕事をが終わったという小さな充実感を感じています。我が家は概ね毎年200枚程度出したりもらったりしています。年月を経て次第に多くなって行きましたがここのところ喪中が多くて、今年は少し減りそうです。人生も折り返し地点を過ぎたら交友関係も増えないのでしょう。少しさびしい様な、それでいてどこかホッとするような変な気持ちです。年賀状の時代が終わりつつあるような気もします。

そう言えば一昨日の金曜日に頼まれて六本木ヒルズで話をする機会がありました。金融関係の方中心の投資家に向けた会社(株式会社マイランドの方の)説明です。こういう機会は初めてだったのでどういう事を話したら良いのか、どういう反応があるものか手探りでしたが、何とか大きく脱線せずに終えることができました。

㈱マイランドは中古不動産の再販事業を全国約60拠点で行っている会社で、再販ビジネスの会社としては既にトップの規模に達しています。中古と言ってもオフィースなどは対象としていません。

ビジネスモデルは至ってシンプルで、現在賃貸のアパートやマンションに住んでいる方に同じ程度の出費でリフォーム済みの中古住宅を買ってもらうというビジネスです。新築の住宅を対象外としているのは、新築では賃貸の家賃と同程度のローン返済額にはならないケースがほとんどだからです。またリフォームをして売っていると言うのは、中古の場合自分でそのまま綺麗な部屋として住める環境にするのが、費用や手間という点で結構大変だからです。

デフレ環境の中で日本人の多くの人は給与も下がっていて、資産が持てるのは中古の不動産くらいだからということが背景にあります。安い必需品で機能的なものでなければ大きなマーケットでのビジネスができないからです。
「ユニクロ」や牛丼チェーンなんかと同じように、シンプルで安価な「衣・食・住」の基本に帰るという流れの「住」ビジネスをしようと言うのがわが社の考えです。

先日の会社説明でもそのような日本の現状を話しながら、戦後日本史の中で今本当に大きな新たな潮流が生まれていることを述べたかったのですが、こと「投資」という感覚で聞いた場合、知識などではなく感覚として、やはり従来の右肩上がりの経済や豊かな先進国日本人としての安定的な蓄財の在り方、と言うような既成感覚から離れられていないような空気を感じてしまいました。

個人の感覚と大手企業のサラリーマンとしての役割からくる物の考え方の違いもあると思いますが、今日本の多くの企業、とりわけ戦後の大企業と言われる企業が、このまったく未知の停滞経済の中での新機軸を打ち出せなくなっているのではないかという気持ちを持って帰ってきました。六本木ヒルズと言うのあの豊かさの象徴のようなビルにも、今更ながらやや違和感を覚えてしまいました。

今日は投票日ですね。もうすぐ結果がわかるはずですが、”物質的な豊かさの必要性”(もちろん必要ですが)の立ち位置について国民的なコンセンサスができておらず、”貧しさへの抵抗”を政治が正しくくみ取って修正する意思が感じられません。おそらくどの政党も実質的なイニシアティブをとれるような環境成熟がまだできていない時期なんだと思います。

事業をやりながら感じていることとのズレが大きいと思っています。でも起こっている事実は確実に考え方の修正を迫っています。後から振り返れば、きっと歴史に残る大きな転換点を迎えているように思います。

さて「へび年」などんな年になるのでしょうか。

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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2012/12/16 Sun. 18:41    TB: 0    CM: 0

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