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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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アンパンマンのマーチと八重の桜 

極寒の毎日で春も何もありませんが、サクソンファイブに、地元商店街の4月6日開催の「桜祭り」への出演依頼がきました。

屋外での演奏だし、客層が小さい子供のいる若い家族連れ、という如何にも我々に不得意なターゲットで困ったと思っていますが、主催者いわく、絶対受けるのが“アンパンマン”のテーマだというので、さっそくYouTubeで聴いてみました。

アンパンマンの人気は知っていましたが、今までアンパンマンの曲というのをちゃんと聴く機会はありませんでした。作詞のやなせたかし氏は90歳を超えておられてまだお元気というのは知っていましたが。

まあ、ともかくいつもやっているJazz系の曲では如何にも場違いと思い、このアンパンマンのマーチと言うのを急いでサックスクインテット用に編曲しました。作曲はあの三木たかし。これはちゃんと聴くとなかなか名曲です。曲も良いのですがあの歌詞がなかなかのもので、良く見ると完全な哲学的内容であることを知りました。歌詞は3番まであるようです。3番はサビに戻るので正確には2番と半分なのかもしれない。

言葉は易しい(また優しい?)けど内容は結構深い。“生きる”ことを肯定し、人の為に何かをすることが嬉しくて生きるエネルギーになっているという考え。愛とか勇気とか夢とか熱い心とかを正面から歌っている。

リフレーンになっているフレーズは:
 “嗚呼アンパンマン、優しい君は、 行け、皆の夢守るため”

どのくらいの歳の子供が聴いている曲か正確にはしらないが、小学校としてもこの内容は少々難しいような気もします。でもストレートで、元気のなくなった日本人はもう長くこういう言葉を正面から照れなく言えなくなってしまっているのではないかと思うような内容です。人気がある理由の底辺にあるものが何かということを考えさせられました。

話は飛ぶけど、このことで連想したのは、今NHKでやっている「八重の桜」です。

会津というは“悲劇の藩”と言う捉え方をしていたけど、それは多分に幕藩体制が終わろうとして時代が変わっているのに愚直に“大切だと決めたこと”を守り通した不器用な藩というネガティブな価値感があったからだと思うのです。

そうではなく、たぶん“人間の幸せ”って器用で合理的なものからは生まれてこない、というメッセージであり、最後には其れが一番強い、と言うような価値感が見直されているのではないかと思っています。

山本八重の言う「ならぬことはならぬ」と言うのは実は“洗脳された価値感”という見方ではなく、人間の根源的な能力とか脳のメカニズムを考えると、駄目なことは駄目という考え方の方がはるかに“深く”物事を理解できるメッセージなんだと思います。


柔道などのスポーツ界や学校での体罰の問題なんかも実はここにヒントがあるような気がしています。

このことはまた改めて少し書きたいと思っていますが、アンパンマンのマーチが子供たちに伝えたいメッセージや、会津藩の時代への処し方、今だからこそ必要な何か大切なものを含んでいると思います。

アンパンマンの歌詞で言っていることは小さい時から「当たり前」の価値感として大人たちが迷わず教えなければならないこと。皆歌ってくれると思って3番までの演奏にしました。
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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2013/02/17 Sun. 23:20    TB: 0    CM: 0

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