大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの社長をしている 大谷光彦のブログです。

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50歳からの2度目の人生 

今日は少し雨模様でしたが、思い立って潮来の近くの古い町、佐原に行ってきました。
(昔は佐原市と言っていましたが、今は周辺の自治体と合併して香取市になっていました。)

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この町は例の日本で初めて実測による全国地図を作ったことで有名な「伊能忠敬」の出身地で、記念館があります。町も水運で有名だし、ちょうど近くの菖蒲園の祭りも今日が最後だと言うし、伊能忠敬にも興味があって一度行ってみたいと思っていたし、珍しく予定もなかったので小旅行をしてきました。

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伊能忠敬は50歳で隠居して江戸に出て、天文暦学を学び、55歳から71歳まで3万5千キロを歩いて日本全土を実測したのです。その地図の正確さは本当に驚きだし、また実に視覚的にも美しい地図です。

今回知ったのですが、彼は最初地図を作製するつもりではなく、興味があったのは天体の動きや暦で、そのために緯度の尺度の長さを知る必要があり、結果として全国を測量して地図を作ることになったと言う事でした。

好奇心の強さと言うか、また当時の日本の幾何学のレベルの高さと言うか、とにかく改めて驚かされました。2つのまったく異なる人生を送ったということ、2度目の人生を開始した年齢、その結果が国宝になっているという偉業。日本の民度の高さを証明したという意味での人物としてのレベルの高さ・・・ 50歳からの2度目の人生。本当に尊敬しますね。

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ところで古い街並みの中に手絞りの胡麻油のお店がありました。包装まで手作業。明治初期の建物の中にとても良い香りの止まった時間がありました。

雨に似合っていましたが菖蒲の季節はもう終わりでした。菖蒲とかあやめは1年草で一度咲いた株はもう咲かないで、来年は新しい株が出て来てそっちが咲くのだそうです。種の保存の効率でしょうか・・

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近いところで少しタイム・スリップしてきた一日でした。

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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2013/06/30 Sun. 18:48    TB: 0    CM: 0

物欲の再現 

最近〝物欲”が無くなった、と思う事が多い。ちょっと格好よく聞こえるかも知れませんが、本当です。

場所を取ってしまうし子供たちも処分も困るだろうと言うようなこともあるし、元来飽きっぽい性格で、買ってもすぐ使わなくなるということを流石にこれ以上繰り返したくない、というような自分への冷めた目もあるでしょう。本も図書館やKindleで読んでいます。

でもそう言う事ではなく、やっぱり「本当にこれが欲しいなあ」というような衝動のようなものが少なくなってしまっているように思うのです。年齢のせいでしょうか? たぶんそうでしょう。それはそれで哀しいことですね。

ところがです。昨日某所であるものを見つけ、釘付けになってしまいました。興奮して写真に撮りました。

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これは自動演奏する電子ピアノです。Modusという商品名だそうです。
ちょうど通りかかった時、バッハのゴルドベルク変奏曲を奏で始めたのです。その音が意外にも素晴らしい! またそのデザインや色がすこぶる優雅。立ち止まって10分くらい聴き惚れてしまいました。

電子ピアノはヤマハのTritonというのを持っています。PCにつないで曲作りに使っています。どんな音でもでるし、機能としては完ぺき。でも自動演奏はしてくれない。

このピアノの音は、誰でもという訳ではなさそうだけど、例えばケンプとかグールドとかの名人の演奏でも再現できるようになっていて、タッチで強弱まで表現できるよう。そのデザインと相まって、ほとんど人格をもっているような魅力が伝わってくるのです。

しかし帰宅して値段を調べましたが、とても普通の覚悟で買えるようなものではありませんでした。
もちろん置く場所もないし、家族も困ってしまうでしょう。そもそもこういう機能として費用対効果のないものの購入に賛同してくれる訳がない。前科もあるし・・・

でも本当に久しぶりに欲しいものに巡り合って、悩ましいことこの上ない。諦める方法を今考えていますが、辛いですね・・・

でもこのトキメキは心地よいものですね。




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Posted on 2013/06/23 Sun. 19:26    TB: 0    CM: 0

月と商品先物とメンタルヘルス 

今日は夏至のようです。もっとも昼が長い日。梅雨空なので実感が沸きませんが、時の経つのは早い。冬だったのはつい昨日のよう。

先週久しぶりに大学時代の友人と酒を飲みました。神楽坂の日本酒の美味しい店でした。

ジャズのビッグバンドを一緒にやっていた連中なのでJazzの話もあったけど、つい話題は60代をどう過ごすかというテーマに。

ひとりは保険会社で資金運用をしている。もう一人はこれも「保険学」(?)のようなものを大学で教えている人物。

僕は、投資するようなお金もないからだが、株もやっていないしそういうことは不得意で、お金のことは行き当たりばったり。

まあ、アベノミクス絡みで色々難しい話も聞いたが、一番面白かったのは〝商品先物と月の引力”には相関関係があるという話。昔からその世界では有名な話だと。統計データもあるとか。

英語で月を表わす言葉にはmoonとlunaがあるが、月のパワーやその神秘性に関連する言葉はlunaを使うようだ。
以前も書いたことがあるが、人類の精神世界では太陽より月の存在の方が大きかった。そもそも地球に近いし、直接見ることもできることもあるが、何と言っても「夜」に存在するもの、「夜を支配するもの」だったからではないかと思う。今でこそ科学的・物理的なものに人は多く依存するようになったが、人類の歴史はより精神的なものの世界によって占められていたはず。

商品先物というのは多分に「人間の欲」との関連性が強いように思う。まあ、経済行動は人の欲そのものなので、当たり前ではあるが、よりその形が生身であるような世界だと言えるかも。

とにかく、月=精神世界=人間的=欲=経済行動 というような関連性に思いを馳せた夜でした。

梅雨
(雨に煙るホテルオークラ)

昨日ヒューマニーズの無料セミナーが開催されました。僕は行けなかったけど結構参加者があったようです。ありがとうございました。 メンタルヘルスもこのlunaの世界に関わることですよね。

梅雨の季節、心の季節かもしれません。希望が必要な時代です。

明日は満月のようです。

夜が一番短い夏至の日の満月なので、あまり〝lunatic”にはならないで済むと思いますが、月は美しくもあり冷たくもある。人の欲を映し出す鏡なので当然なのでしょうか。雨の満月・・・

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Posted on 2013/06/22 Sat. 17:53    TB: 0    CM: 0

ソーシャル・ルール 

今日はマンションの駐車場の抽選会。場所の抽選を2年に一度するんだけど。これがなかなか手際よくていつもながら感心しています。

〝たかが駐車場〝と侮るなかれ。まず400台近い数を処理するそのルールに驚きます。屋内の機械式駐車場だけど車のサイズに併せて数種類あって、また場所も入口からの距離の違い、地下か地上階か、屋外の天候に影響され易いところかより内部か、出すまでの時間の差など、場所によって区画人気が大きく違います。また車の入れ替え方法なども中々のものです。

何年かの時を経て確実にそのやり方は改良され、今日のそれは実に完成度が高くなっていて、住人の一人として本当に感動すらしました。担当者の役割分担、住民自身の協力、その手際良さと言ったら・・

ちょっと真面目に言うと恥ずかしいような言葉ですが、「住民自治」ということを考えました。

昔の日本にはまとまりの良い共同体があり、全員の便益を最大化する秩序維持の規範が多く存在していました。
長い時間の中で一番皆が均等に得をすると考えられるようなルールですね。今も残っている日本人の特徴のように言われる、確実に入れるためにはむしろ粛々と店の前に綺麗な行列を作るというあのエネルギーです。

「自由」」が少ないという言い方がまん延してもう何十年も経っていますが、最近またこういう〝ソーシャル・ルール”の価値のようなものが見直されているような気がします。思うのだけど、社会の〝縦の関係”が強調されて、それに反発する意味で「個人の自由」とか「個人の権利」が叫ばれた時代から、デフレによる経済的余裕の喪失を経て、実はある種の片意地を張らない〝成熟した自由”や、〝互いの自由を認める能力”をより求めるコンセンサスが形成されてきたのではないかと思います。

先日ワールドカップ出場が決まった夜の渋谷駅前の「DJお巡りさん」のニュースにも結構反応してしまいました。
〝取り締まる”ということではなく、生徒会の委員みたいに皆をまとめる技術。政治的な背景の有無などで比較はできないけど、今ニュースになっているトルコのデモなどと比較しても少し考えさせられますね。

自己主張する形と言う点で比較したとき日本人の幼稚さという論点もあると思うけど、決してそれは欠点とは言えないように思う。

民主主義ということはやっぱり結構奥が深い。



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Posted on 2013/06/16 Sun. 19:46    TB: 0    CM: 0

水墨画の展覧会 

僕は子供のときから絵を描くのが下手で、自分でもなんでこんなに下手なんだろうと学校の「図工」の時間で絵画のときは厭だったことを覚えています。恥ずかしいくらい発想が出て来ないし、作品を褒められたような記憶がない。

そのかわりに音楽の時間は楽しかった。縦笛なんかでも何も練習しなくても初見でほとんどの曲を間違えないで演奏できたし、先生にもよく褒められた。そんなことが多すぎて逆に浮き過ぎて何となく白けた雰囲気になって居心地が悪かったような記憶もあります。

音楽の時間には面白いほどいろんなメロディーが浮かんできたりするのに、絵に関しては恐ろしいほど貧困な着想しか浮かんでこない。今でも概ねそんな感じです。同じ「右脳」のはずなのにこの違いは何なのか??
想像性というような括りで考えるだけでは説明ができない。

ところが子供は絵も音楽もそこそこ成績が良かった(と思う)。こういうものは環境もあると思うけどまずは遺伝ではないかと思い、少なくとも”絵の才能”については家内の家系に関係しているのではないかと思っていました。

つまらない話ですが、昨日夕刻ちかくのホテルの前を通りかかったとき、家内が〝控えめに”、そこのロビーで水墨画の展覧会をやっているのでちょっと寄ってみないか、と言うので入ってみたのですが、驚いたことにそこに家内の作品があったのです。本当に偶然にその前を通っただけなのでびっくりしました。

最近友人の紹介で中国人の先生がやっている水墨画の教室に時々通っているのは知っていましたが、この展覧会のことはまったく知りませんでした。

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下の写真が家内のものですが、思った以上に上手に描けていて驚きました。僕があまりにも音楽にのめり込むのでこういうことはなかなか言い出せなかったのか・・ (一応許可をとって載せます)

日本画を見るのは好きです。横山大観とか池大雅や最近では伊藤若冲・・ 中国にその源はあるのでしょうが日本人のものはまた独特の精緻さと独創性を持っているような気がします。先生の作品はエネルギーに満ちていました。男性の先生のようですが、ちょっとその力強さは強すぎて着いて行けない感じ。

尖閣列島問題を連想してはいけないのですが、そういうことも連想したりして。

今回は身内の話で恐縮ですが、子供の絵の方の遺伝の謎が少しわかったような気がしました。

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Posted on 2013/06/09 Sun. 17:20    TB: 0    CM: 0

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