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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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二十七歳の歌と風化の美学 

この週末に新しい発見をしました。

昨年の夏に長女が出産して孫娘ができましたが、実は長女が生まれたときオリジナルの曲を作ってギターを弾きながら自分で歌った曲が何曲かあることを先日思い出しました。〝お散歩の歌”とか〝お風呂に入る歌”とか・・・ 家内にメロディーを歌ってもらって僕がハモっているのですが、それらがカセットテープに録音されているはずなのです。探してみると見つかりました。まあこの歳になると思い出すのも恥ずかしい所業なのですが、孫が生まれてそのことを改めて思い出しました。僕が27歳のときです。

それを聴いてみました。恥ずかしながら当時の感動というか、素直だった(?)自分や子供ができたストレートな感動なんかがよくわかります。ノスタルジックな話なのですが、このテープは一種のタイムカプセルです。初めての子供が出来たときのシンプルにして大きな喜びがそこに込められています。ただ、テープは多少劣化しており、このままではそのうち破壊されてしまって音として再現できなくなると言う事に思い至ったのです。

カセットテープ

それで、これも少し前に新聞の通販の広告でテープやレコードというアナログ音源を再現しながらCDというデジタル音源に変換できる機械を見つけて注文していたものが一昨日の日曜日に届きました。

レコードプレーヤー
良くある団塊の世代をターゲットにしたグッズなのですが、これが想像以上の優れものでした。しっかりしたアナログの音で再現してくれながら同時にCDとして音源を保存してくれる。これを契機に学生時代に集めてもう何十年も聴いていなかったレコード達を倉庫に取りに行って、この機械で再現してみたらこっちは保存が良かったとみえて音は全然劣化していない。

レコードは復刻盤としてCDで出ているものもあると思うけど、アナログで聴くという贅沢を久しぶりに味わいました。

レコード

今や何でもデジタル化しています。デジタルはたやすく時空を超え後世にも残っていくことでしょう。実に優れたツールですよね。でも今回アナログの音に本当に久しぶりに触れて、ホッとする自分がありました。

きっと〝再現できない価値”みたいなものが必要なのかもしれないと思うのです。残したい気持ちと裏腹に残ってしまう厭らしさのようなものにどこかで感づいている。CDにしてしまった27歳のときの自作自演ってどうなんだろうって。
子供達は聴いてくれるだろうか。たぶん一度聴いたらもう聴かなくなるだろうな。

懐かしい音を永遠(?)に残すことの罪悪って言うのは自己陶酔過ぎるだろうかと。
〝風化する美学”っていうのは確かにある。

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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2014/03/04 Tue. 22:49    TB: 0    CM: 0

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