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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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お盆休みと読書 

お盆休みも終わりですね。
今年の休みはどこに行っても混むと思って家でのんびりしていました。
お陰でたくさんの本を読むことができました。

今年の最も気になるトピックのひとつは中国と韓国とのこと。
なんでこうも仲が悪いのか?
”国家も国民も最終的に損をする外交は選択しない”というような綺麗ごとで歴史は動いていないことは百も承知だけど、
最近の中国・韓国との関係は明らかに常軌を逸している。パレスチナとイスラエルもエンドレスな戦いをしているが、これは実際ほとんど両者並び立たない利害対立であり、半端な妥協では国の存立そのものが侵される言わば「死活問題」で、こう言っては何だが一面クリアーで解りやすい。でも日・中・韓の三つ巴の仲の悪さは普通では理解できない深刻な深さを湛えているとしか思えない。今一度きちんと考えたいと思っていたところに出会った名著が“「反日」中国の文明史“(平野聡)。

目から鱗とはこのこと。中国の傷ついた歴史的自尊心、その中国と朝貢関係にあった韓国の中国文明世界における優等生資格への欲望と置き換えられた小中華思想・・ 日本は維新と戦争で大きく犠牲を払いそれにより基盤を変えられたが、彼らはそれをできる環境を未だ与えられないままグローバル(西洋文明にいち早く順応した国に有利になる近代国際法と経済という秩序)に突入したという視点。結局互いに理解しあえる基盤自体がないということに納得。双方向での理屈がかみ合わない本質があるなら、尖閣列島を中国は力で奪いにくることも想像に難くない。

問題はこれに対して今の安倍首相の「積極的平和主義」を一国民としてどう考えたら良いのかということでしょう。これは「平和」の意味をどう考えるかということで、それはその人の戦争体験との関係で考える人たちとそれが出来ない人々の皮膚感覚の違いに拘らざるを得ない、そんなことを考えました。

ホッとするところでは伊集院静の「ノボさん」。正岡子規と夏目漱石の友情を軸にした明治のエリートを通して見る当時の日本人ということかもしれないけど、暖かい気持ちになるのは自分が日本人だからなのか、とまた考えるのは先の本のせい。評論と小説の違いとも政治と文学の違いとも言えるか。明治は遠くなりにけり。

次は久しぶりのサマセット・モーム。学生のとき以来という気がする。彼のいわゆる南国シリーズの短編集。まだ植民地時代を差別と呼ばなくても良かった時代の持つ豊かさを感じることができる。シンガポールのラッフルズやペナン島のE&Oホテルを訪れたときに思ったあの贅沢の意味を再認識できました。昔の南の国のゆったりとして湿った空気とあの驟雨が大好きです。これも今の日本の豪雨を思ってしまう。

変ったところで翻訳物で「SYNC(シンク)」(なぜ自然はシンクロしたがるのか)という早川文庫と「統計学が最強の学問である」(西内啓)。両者に共通する自然の持つ収れんと言う合理性。同時にいくつも読む癖があるのは多動症ゆえか。

そんな中、ギラジルカの誕生日コンサートを聴きに15日に渋谷のJZ-Bratへ。相変わらずうまいけど、Jazzナンバーは
Love for Saleだけで、あれだけのバックなのにもったいない感じ。入れ替えなしだったけど1stで出て来てしまった。やはり単調になると忍耐がなくなるのも自分らしいと納得。そう言えば周りに8月生まれの多いこと。みなさんエネルギーに溢れています。

ギラ
明日からまた仕事です。

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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2014/08/17 Sun. 19:17    TB: 0    CM: 0

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