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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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災害・国家・人間(前編) 

先般、このブログで中国の「聖火リレー」のことを書こうとしていたら、四川省の大地震が発生した。
今までいろんな聖火リレーがあったけど、今回のリレーは中国という国を考える上で非常に多くのことを語っていた、というようなことを書こうとしていた矢先に起きた。

今中国と言えば地震であり、被害の大きさと犠牲者への気持ちの前に、それまでに起こっていたチベットのことも、少数民族のことも、情報統制のことも、吹っ飛んでしまった。サッカーの試合のときに見た中国の人の応援マナーとかから、そもそもオリンピック開催というものと今の中国のもろもろのことの間にどうも違和感があったので、そのことも書こうとしたが、同時に吹っ飛んだ。

それでとにかく地震のことを書くことにした。

最初に思ったのは火事の話がないこと。レンガ中心の建築文化では火事が脅威になるのではなく、建物の倒壊自体が被害の主たる原因であることを示している。木造も倒壊リスクはあるが、火事が発生しない場合はレンガの建物より致死率は低いように思う。
しかし、唐山地震のときも思ったが、その被害人数の多さの桁が違う。行政や法律と民衆の関係が、日本とは全然違うということもよくわかった。手抜き工事の問題と公共施設に被害が少ない、という根本的な不平等の存在にも目が行った。

貧富の差が権力への影響力の差を生み、それが生活便益の差につながり、その結果より貧富の差を拡大する。今回そのことが最終的には命の価値の差に繋がっていることまで証明したように思う。
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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/05/23 Fri. 11:56    TB: 0    CM: 0

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