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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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教養ということ 

先日、白州次郎・正子夫妻の普段の様子をお嬢さんの牧山桂子が書いたエッセイを読んだ。たわいのない内容(失礼!)で、ベッドに寝転がって読んでいたが、なんでこんな幸せな気持ちになるのだろうと思った。当時の時代が持っていた健全さや価値感というようなものと、白州家の家族が作り出す人の生き方のスタイルが僕を幸せにするのだと思う。

例えば、皆に全てを理解してもらわなくてもよいと考える姿勢だとか、それが許される(サマになる?)のは本物を見つけられる力を持っている人であるが故であると感じられることとか、人生に必要なものとそうでないものをしっかり自分として持っていることとか・・・そういう世界が好きなのだと思う。許される(気持ちがよい)我儘とは何かというテーマと言ってもよい。

「教養」という言葉が死後になりつつあるが、自分も戦後生まれで、大いにそれにはコンプレックスがある。普段社員に「教養」が大切であると説くが、教養とは何か、というのは説明が難しい。「知性」というものとも違うし、ましてや「知識」が豊富だから養えるというものではない。

良い答えが見つけられないでいるが、“本物と偽者の違いがわかる能力”と、この書では説いている。白州次郎・正子の生活にある種の教養のひとつを確実に見ることができるし、それが幸せな気持ちにさせてくれるのであろう。

青山次郎とか小林秀雄とか吉田茂とか、本当に昔の人の中にはすごい人がいる。

久振りに彼らの世界に触れて、幸せな気持ちになったとともに、またひとつ自信を喪失した。
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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/04/07 Mon. 12:52    TB: 0    CM: 0

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