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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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霧の町、サンフランシスコの思い出 

先日の雪の日、30階から見下ろすレインボーブリッジは霧の中に霞んでいて、昔のサンフランシスコの霧を思い出した。

サンフランシスコにツインピークスという二つの峰のある小高い山がある。町と太平洋を隔てるような位置にあり、その頂上からはサンフランシスコのダウンタウンを一望することができる。後ろは太平洋である。僕のアパートの部屋からよく見えて、夜など、いわゆる“サンフランシスコの名物”の霧が、太平洋からわき上がって、この山の上を越えてダウンタウンに流れ込んでくるのが手に取るようにわかった。丁度冷凍庫を開けたとき、霧(?)が下に降りてくるが、あれにそっくりで、ものの10分くらいの間に町を覆い尽くしてしまう。まるで町がすっぽりとベールに包まれるようで、夜の場合は不気味ですらある。

確か昔「ザ・フォッグ」というホラー映画があったが、そういう感じの怖さもある。この霧に覆われると急に気温が下がる。町の灯りも滲んで見える。アパートの目の前にセントメリー・カテドラルという近代的な大きな教会があって、その上の十字架がちょうど僕のアパートの部屋の高さに近く、それまで霧に覆われてしまう。

気温だけではなく音まで吸収するようで、町全体が麻痺したように静寂に包まれてしまう。僕は一人だったので、飽きずにそれを眺めていた。霧というのは見方によってはロマンチックで、雪のように汚いものを隠すが、見方によっては無言で近づいてくる無機質で巨大なエネルギーという感じもする。その時の人間の気持ちが自然の現象にも投影して、いろんな顔を見せるのであろう。ロマンチックな霧が見たい今日この頃である。
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Posted on 2008/02/04 Mon. 09:44    TB: 0    CM: 0

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