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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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EAP:職場におけるメンタルヘルス-個人と会社の間に存在する永遠のテーマ【中編】 

当社は、このEAPをなるべく組織としての企業というものを軸に考えたいと思っている。なぜなら、世の中にメンタルヘルスをケアする組織というか会社というか個人も含め、そういうものは多い。

その典型がクリニックである。心療内科とか精神科である。この種の専門機関に行ってもらったらわかるが、まず予約がなければいつまで待たされるかわからないほど混んでいる。それだけニーズが大きいとも言えるが、この治療というのが、実に難しいからである。

体の病気にも、いわゆる難病というのがたくさんあって、未だに治療法が見つかっていないものも多いが、このメンタルも(と言ってもこの場合「うつ病」のことに限定して話をする。それ以外のたとえば「統合失調症」などはちょっと話は別であろう)、病気と捉えると、実にとらえどころのないものである。それは、多くの場合「病気」と「健康」の境目が明確でないからだと思っている。

普通の生活をしていても、いろんな事がうまく行かなかったりすると気分が落ち込む。自分の目標が見えない、将来に不安がある。病気が治らない。皆そんなときは気分が冴えないし、それが続くと眠れなくなる。そうするとたぶん脳になんらかの変化が起こって、意欲が無くなったり食欲がなくなったりする。少しひどいと心配になって医者に行く。医者はいろいろ話を聞いて薬を出す。でもよほど症状がひどくない場合、その原因が多少なりとも取り除かれれば治る。

なぜ患者が多くて、かつ待たされるかと言うと、ひとりひとりの“診察時間”に相当のバラつきがあるからである。また思ったようにしゃべれないとか、気持ちを表せないことも多く、症状の程度の特定に医師も時間がかかることも多い。つまり、時間の計算ができないからである。

ちょっと話が逸れてしまった。つまり、EAPというのは、医療機関ではないのであって、従業員を相手にするということは「会社の中」のことに原因があると考えることを中心に置いたサービスである。もちろん社員も個人であるから、相談の内容は個人の生活を原因としたことも多い。それにもちゃんと相談にのる。そうしなければ社員として会社の期待した働きをするとき障害になるからである。でも、やはり会社の問題、例えば職場の環境、労働時間、上司や同僚との関係、会社の将来、経営方針・・・そういったさまざまなものになんらかの原因があるので、“生き生きとして働けない”場合を中心に考えていかなければならない。
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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/08/27 Wed. 12:56    TB: 0    CM: 0

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