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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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民族固有の言葉には固有の音楽が存在する(前編) 

教会(カトリック教会のこと)と音楽のことを少し書きたいと思う。

少し昔にChant(グレゴリオ聖歌)という、古い修道院なんかで唱えられる祈りの音楽がCDになって結構売れたことがあった。日本でも、例えば伝統的なメロディーは5音階(「ファ」と「シ」がない)で民謡などはこれが主体になっているものが多い。ジャズではこれをペンタトニックという音階になっている。沖縄の典型的な曲も同じ5音階であるが、こんどは「レ」と「ラ」がない5つの音を使っている。

同じように、西洋にも伝統的な音(音階)がある。その中のひとつが、教会音楽のChantである。もっとも、今言ったような日本の音階も“西洋で発達した”平均律の音階解釈論に照らし合わせればそういう解釈になる、ということであって、琴や三味線のように「おたまじゃくし」を使わない楽譜の世界から言えば、べつに5音階などという言い方はそもそもおかしい。

アジアとかアフリカにも同様な民族音楽が“古くから”あり、例えばインドネシアのガムランの音楽なども同様に、西洋の楽譜では表現できない音が多用されているし、アフリカの複雑なリズム(西洋的に言えば4拍子と3拍子が混ざっているようなリズムとでも言おうか、しかもそれが半拍ずれていたりする)なんかも楽譜にするのは大変(というよりそもそも無理)である。

何が言いたいかというと、音楽は民族的に言えばそれ自体固有の文化的背景があり、西洋の記譜法は例えば英語のように「共通語」化されて認知されているが、それで全てを表現するには無理があるということである。よく言う“「グローバル」の限界”である。
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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2008/05/28 Wed. 11:52    TB: 0    CM: 0

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