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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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心の健康(雑感#4) ?オーガニックであることの効用? 

最近、仕事でお客様と話すとき、「オーガニックなものの考え方」

の効用というか、その力に触れることが多い。

コンピューターの世界は1か0の2進法である。つまりOnかOffか

のどちらかで表現する。「デジタル」な世界というのはそういう

世界である。この二元論で行うと、計算のスピードも格段に

速くなる。音もシャープになる。つまりノイズのないCDの音である。

実際の自然の音とはまったく次元の違う人工的にシンプル化した

”物理的な意味”での音である。耳というのはアナログ信号しか

理解できない。だからスピーカーというのはデジタル信号をアナログ

な「音」に変える機能を受け持っている。まあこのコンピューターの

技術で世の中は格段に便利になった。


問題はこの耳である。耳は体の一部であるのでそれ自体有機物で

ある。心の話を続けているが、医学的に言えば心は脳であるが、

未知のメカニズムに満ちているので「脳」という表現では無意味

なので「心」と言っているんだと言うことにも触れた。

人間の心の動きは不可思議であり、YesでもNoでもない感情

に満ちている。


ちょっと論理が飛躍するかもしれないけど、今あたかも空気のように

当たり前の存在になったコンピューター技術に囲まれて生活して

いる僕たちは、何でもYesかNoかで割り切らなければ認められない

と無意識に強制される世界の中にいるということはないだろうか。

”うつ”という心の病気は、人間がオーガニックであってはならない

と強制されている世の中への警鐘ではないかという考え方もある

のではないか。うつの人にには「がんばれ」と言ってはいけない

と専門家は言う。もう充分頑張っているからだと。


実際の自然界の音は「ノイズ」に満ちているし、デジタル的に言えば

邪魔な、あるいは無駄な音がほとんどである。もっと言えば一見

役に立たない雑音に満ちている。心の動きもそうである。OnとOff

ではない多くの無限のあいまいな感情で満ち溢れている。人を

好きになるとか嫌いになるとか、綺麗とか汚いとか、そんな生身

の心の動きは「そのどちらですか?」と聞かれること自体、その

どちらかに決めなければならないこと自体が”ストレス”なので

ある。


僕は、やはりこれら一見無駄のもの、あいまいなもの、邪魔に見える

もの達の中にすごくすごく大切なものがあるのではないかと

思うのである。そう思っていいのである。心を健康に保つには

生身の人間として「自然」であること。”それでいいんだ”と許して

あげることがとても大切なことなんだと思う。


生活をし、人と交わり、会社で仕事をし、一定の成果を挙げ評価

される。集団とか社会の中ではMajorityであることは安心で

あろう。でもそういうことの中にも”そのどちらでもない”ことが

無数に存在する。心はとても私的で、とてもナイーブで、とても

非合理なものである。有機的であり、美醜を併せ持つ。それが

”人間的”なのである。今そういったオーガニックなものの価値

が見直されている。それは極論を言えば、無駄と言われたもの

の”復権”なのではなかろうか?社会に役立つことというの意味は

白か黒ではないのである。


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Posted on 2009/02/04 Wed. 23:12    TB: 0    CM: 1

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