FC2ブログ

大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

10« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12
 

楽器にも人格がある? 

少し前にバイオリンの話をしたばかりなのでどうかと思ったけど、今回も楽器の話になります。

年末にソプラノサックスを買った。今までは大昔にボストンで中古で買ったセルマーのAction80というシリーズのものを使っていた。これは僕の持っているものの中ではもっとも状態が良くないものだったけど、ソプラノというのは今まであまり使う機会がなかったので、そのままにしていた。しかし去年の秋からサックスアンサンブルのグループを新たに始めたところ、ソプラノサックスの使用頻度が格段に上がってしまって、それまで持っていたものではどうも具合が悪くなった。

それで衝動的(だいたい僕の買い物は衝動的に行われるので不評である)にいつも行く楽器屋で試奏して良かったので、そのまま買ってしまった。しかも初めてヤマハの楽器を買った。それは店頭では本当に良い音がして、僕の力でもこれだけの音が出るなら良い楽器だろうと思って決めたんだけど、帰ってきて何時間も吹いているうちに、ちょっと元の楽器とどれだけ音が違うのか確認したいと思うようになったので、前の楽器を取り出して試しに吹いてみたら、これが結構よい音がするのである。ひっかかるところもなく滑らかに出る。これは驚きだった。つまり、問題は僕の吹き方であり、楽器ではなかった可能性がある。そのことに大枚を叩いた後、気づく羽目になるなんて…。

実は普段ほとんどアルトサックスを吹いていて、その合間にアルトを吹く要領でそのままソプラノを吹いていたために上手く音が出ていなかった可能性がある。そしてそれを楽器のせいにしていた。どうせ中古だし、一番安く買ったし・・・という少々馬鹿にした一種の差別意識があったとも言える。ところが今回は新品のものだから、楽器が悪いわけはない、という信頼があって、おそらく良い音を出そうとソプラノ用の吹き方(というのがどこまであるのかも知らないけど)を謙虚にやることができて、結果として元の中古でも良い音がでるようになった、と、そういうことかも知れない。しかもセルマーらしい良い音がする。ヤマハはヤマハで繊細で綺麗な音がするけど、セルマーの厚い音とは違う。今後はクラシック(クラシックのアンサンブルではソプラノは必須)のときにはヤマハを使い、Jazzのときはこの中古のセルマーにしようと・・・、この中古の音もなかなか捨てたもんじゃあない。

結構高い買い物になったけど、やはり楽器を信頼して演奏するかどうかはアマチュアにとって相当大きな問題であることに気づかされた。それと楽器にもある種の“嫉妬”のような感情があるのかもしれない。本当に怖いくらい。僕の場合は楽器で経験したけど、みんな色んなもので同じような経験をしたことはないですか?
スポンサーサイト



カテゴリ: 未分類

[edit]

Posted on 2008/01/21 Mon. 09:51    TB: 0    CM: 0

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hnmotani.blog91.fc2.com/tb.php/21-5d5542a3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

カレンダー

リンク

検索フォーム

最新記事

月別アーカイブ

QRコード

RSSリンクの表示