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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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M&Aに見る「人」の姿 

昨日イギリスの友人から1年振りくらいのメールを受け取った。

僕が去年まで社長をやっていた日本法人が属していたグローバル企業

の傘下にあった企業の社長(ややこしいけど分かってもらえます?)である

が、「その後どうしてる?」っていう内容だった。言ってみれば友人でもあり

同僚社長でもあった人物です。


もう1年経つので多少はそのことを書いても良いかと思うが、今思い出して

も壮絶なイベントでした。あっという間にM&Aで会社がなくなったのです。


正確に言えば形は残っていても瞬間的に中身が100%変わったと言うべき

か。巨大企業グループが同じくらい巨大なグループに買収された。

彼も同じことを経験したので言ってみれば戦友ですね。


ほんのひと月くらいで本国のHolding会社のほぼすべての役員がいなく

なった。今までの経緯も歴史も築いてきた人間関係も、全てが

”書かれて残っているもの”でしか存在しなくなった。

その事の速さ、手際の良さというか、物理法則のような無機質さと

言ったら、もう芸術的ですらあった。リーマンブラザーズが一夜にして

ああなって社員も客もびっくりしたと報道されてもまったく驚かなかった。


長い糸の先にある組織は、その元の部分がちょっと振られただでけでも、

とんでもない力で振られてしまう。まあ、そんな感じであったろうか。


でもいろんなことを学んだと思う。経営者でもオーナーかどうかによる立場

の違い(法的にどうこういうのではなく体感としての差)とか、会社は一体

誰のためにあるのか、とか。自分の無力な部分と、自分で逃げている部分

だとか。個々の社員のエゴとか本心とか何をもっとも大切にしているかとか。


引退したら本にでも書けるような気がする。

国際企業のM&Aとかいうビジネス書ではなく、そういう世界にいる「人」のこと

です。自分や周りの人々に見る「人間」の営みのことです。

自分の中にもある弱さと強さについてです。偽善とかエゴとかお金とか

プライドとか権力とか・・・ そういうことについてです。


さて、まだメールに返事を書いていないが、何をどう書こうか考えてしま

います。



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Posted on 2009/11/01 Sun. 23:49    TB: 0    CM: 0

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