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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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神尾真由子、大器の片鱗 

この前の日曜日、ふとつけたNHKのBSで、今年6月に開催されたチャイコフスキーコンクールで優勝した神尾真由子の番組をやっていた。つい見てしまったが、また新しいタイプの天才が現れたという感じがした。

まだ20歳の女の子なのに、何か大きなエンジンが非常に正確に楽譜に記された音をのびのびと再現しているというか、大げさな叙情的解釈などなく、ひどく謙虚に淡々と演奏しているからこそ醸し出される大らかでスケールのある音。とにかく変な社会性に巻き込まれていない野生を感じる。サンフランシスコで一人で聴いた五島みどりもすばらしいと思ったけど、神尾真由子はもっと大胆で奔放な音を奏でていた。まあ年齢の違いもあるので単純な比較は出来ないが。

そもそも演奏家としてこういう大きな賞を取れる人はとにかく負けず嫌いで、ある意味わがままなはず。そうでなければこのプレッシャーに勝てない。もっと言えば、ここまでの道を歩いてくることは出来なかったはず。そういう意味では繊細さより生命力が勝っていて当り前。そこから人生の経験とかが積み重なって行って、もっと奥行きのあるデリケートな味が出る演奏ができるようになるのであろう。

決して後に音楽的野生が備わるのではない。そう思っていたがその原型を見たような気がした。とにかく将来が楽しみな良い音であった。
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Posted on 2007/10/19 Fri. 10:04    TB: 0    CM: 0

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