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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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正しい時間の価値 

新年だから余計に感じるのだろうが、ここのところ時の過ぎる速さがどんどんエスカレートしているような気がする。おそらく忙しさに追われている方が時は速く進む。忙しいと与えられている時の量が皆同じであることを恨めしく思う。何かを常にしていると周りの時空の動きを感じられる触角を出す「時間」が無いからであろう。

平均寿命が長くなってきたこととも無縁ではなさそうである。豊かな食料と医学の進歩、刺激も情報も多くなって脳もよく使うようになった人間は、長く生きられる体になった。アポトーシスとの関係なんかはどうなんだろうか。生理学的な意味でその時間の縮尺も大きくなったのだろうか。そう考えると「長生き」の成果が何なのかも気になってくる。

学生時代、司馬遼太郎をよく読んだ。幕末に活躍する日本人の短い命と、その生きた時間の密度と後世に残るそれに対する記憶の量って、やっぱり今の我々のそれとは違うのではないか。死に対する距離感の違いと言えばそれまでだろうし、当時だってそんな彼らのようには生きなかった多くの人々がいたことだろうから、ステレオタイプに捉えてはいけないのであろうが、どこかそれをうらやましがる自分がいる。

長く生きられることで人は悩む時間も多く与えられた。幸せを考えなければ簡単に幸せにはなれなくなった。自由が多くなったことで自由ではなくなった。「消費される時間」のことを考えている自分が今ここに居るということは、この正月休みはきっと時間がゆっくりと流れているのであろう。それに耐えられる自分なのかを自問自答しながら・・・。確かに「時間の価値」って言うのは難しいテーマだ。
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Posted on 2008/01/09 Wed. 09:56    TB: 0    CM: 0

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