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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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”頼もしさ”ということ 

NHKで「坂の上の雲」をやってましたね。5回くらいやった後、大河ドラマは「龍馬伝」に変わってしまっているので、よくわからないがまた今年の終りころに続きがあるらしい。実は時間がなくて1回目しかまだ見ていなくて、残りはビデオの機械の中でまだ眠っているが、期待通りでなかなか良かった。配役も良かった。


「坂の上の雲」を読んだのは、学生の頃で鎌倉の建長寺に入っていた頃です。Jazzに狂っていた学生が、何を思ったか急に「硬派」になって禅寺に特別に入れてもらったんですが、有難いことに雨の日には本堂で本を読むことを許してもらっていた。いわゆる”晴耕雨読”というやつです。正にそのまんま。


雨の庭を見ながら広い本堂で読む司馬遼太郎は格別で、もう自分自身が”明治の志士”気分になったもんです。司馬遼太郎の文章の香りは当時からとにかく好きで、彼の書く歴史上の人物像がその後の僕の人物イメージを作ってしまったと言っても過言ではないでしょう。


彼も対談か何かで言っていたと思うけど、好きな男は”頼もしさ”を感じる男だそうだ。僕のイメージで言えば、脇が甘くて隙だらけだがスケールと純真さを持っている男、とでも言おうか。大きな愛嬌と頼もしさを持っている人かな?。自分の利益よりもっと大きな利益を優先させてしまう本能を持っている人って感じかなあ。理屈でそうしている人ではなく、自然にそうなってしまう人。不器用だけど人の為になっている人。そうしたくないのにそうなってしまう人かなあ。つき詰めて言えば”頼もしい人”。


最近(と言ってももう長い時間そうだけど)この”頼もしさ”という言葉をあまり聞かなくなったように思うのです。特に小学校なんかで、”頼もしい男になれ”なんて言う先生はあまりいないんじゃあないか。僕もそう言うことを言われた記憶がない。そもそもこの言葉が死語になりつつあるのではないかと思ったりします。

「坂の上の雲」もそうだけど、この時代を作った多くの人は”頼もしく”見える。そう思ってみていると、そういう男(いや女性も少し表れ方は違うが同じだと思う)がやはり格好いい。色気もあって一緒に酒を飲みたくなる。


そう考えてくると、民主党の政策にちょっと苦言を呈したくなってきた。どうも”頼もしさ”を摘んでしまっているような政策をしていないかと。国の為とまでは言わないが、やはり自分中心は生き方として美しくない。自分を犠牲になんかしなくてもよいし、自分を第一に考えるのは当たり前だけど、それだけじゃあね?。なんか小さく利害を合わせていく多くの人を作っているように思えて仕方がないです。


自分も恥ずかしい限りです。でも何とか”自分のこと”にかたをつけて、もっと”頼もしい”と言われる人間にならなければと、改めて思った次第です。そんなに時間は残ってないんだけど・・・やはり無理かなあ。





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Posted on 2010/01/06 Wed. 10:29    TB: 0    CM: 0

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