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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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昭和は遠くなりにけり 

イベント盛りだくさんだった先週の無理がたたって今週は体調不良です。今のところ静かに音もなく歩いているようなそんな週明けです。

そういえば先週東京ブルーノートに「ニューヨークのため息」ヘレンメリルを聴きに行った。今年の6月で81歳というだけあってさすがに枯れていましたが、その青江三奈的ハスキーボイスは健在でありました。彼女は日本でとにかく人気者。例の1954年にクリフォードブラウンと録音した[You'd be so nace to come home to]の大ヒットでもう完全に自分のスタイルを不動のものにしましたが、”わび・さび”に近いそのオリエンタルに静寂なサウンドのせいか、米国人向きというより明らかに日本人好みのスタイルであることを再認識した次第。

しかし、歌の合間にすぐ椅子に腰掛けていたし、ほぼすべてミディアムテンポのマイナーな曲。もともとアドリブスキャットはしない人ではあるが、はやりフィジカルな迫力はなかった。空席も目立ち、もうこれが見納めかとやや”わび”しくなってしまいましたが、それがかえってホットさせるものに通じるところがさすがです。そのいぶし銀というか、その年齢に関係なく醸し出されるあのオリジナルな枯れたサウンド。漢方薬で痺れてくるようなあの”もったり感。やはり多くの日本人をうならせるパワーを感じました。”安心して癒されるやや自虐的なジャズ”とでも言えようか。

あの頃、授業にも出ず、一体何をしていたのか・・・四ッ谷の”イーグル”あたりで悶々としていたやや退廃的だった学生時代がよみがえってきました。



昭和は遠くなりにけり・・・か。

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カテゴリ: 未分類

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Posted on 2010/04/14 Wed. 00:06    TB: 0    CM: 2

この記事に対するコメント

2 ■Re:伝説の歌手ですね、、、

>mi-kunさん
本当にそうですね。最近のJazzを聴いている人を見ていると、あきらかに知っている日本人と知らない日本人の2種類を感じます。彼女のように昔聴いていた本物が今もそのまま生で歌っているとかえって現実感がなくて狼狽してしまいました。本当はただただ黙っているしかないような、そんな夜でした。長生きするのが幸せなのかなと、ちょっとそんなことを思ったんです。

URL | otani-m #79D/WHSg

2010/04/15 23:43 * 編集 *

1 ■伝説の歌手ですね、、、

ブラウニーと共演した歌手なんて、、、
もう、伝説で信じられません。

ジャズ・ボーカルの名盤中の最高峰ですもんね、、
アレンジしたクインシー・ジョーンズは
当時は21歳だったそうです。

ヒュージョンで、、、MJで、、、ヒットして、、、
音楽の才能には脱帽です。

ジャズがジャズであった時代、、、
男が男であった時代、、、
まさに、昭和は遠くになりにけりですか、、、
良い時代でしたね、、、

URL | mi-kun #79D/WHSg

2010/04/15 21:18 * 編集 *

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