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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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認知症の現場で考えたこと 

今日は用があって知人がやっている春日部の認知症専門の病院に出かけてきました。


埼玉は東京より暑し。


しかし、今日は暑いということをしばし忘れてしまうシリアスな体験をしました。そして帰りのバスの中の沈黙。路上の陽炎のごとく深く考え、迷ってしまいました。


人の尊厳とか命の在り方を考えるとき、認知症のように次第に「自分」のアイデンティティーが失われて行く脳の病気の意味をです。


そこで起こること、自分だけではなく家族に起こる変化のこと、希望ということ、人が生きるということ・・・


多くは高齢者でしたが、若年の認知症患者のことにも接しました。老境に至る前の自分の変化は、家族の人生をも巻き込み、もっと激しく変えてしまう。それを悲しみ悔やむ力さえ日々奪われて行く壮絶を思うと、人の、そして医の無力をも思わずには居られなかった。


医療の現場の「現実」に対して、行政はどこまで真剣に役割を果たそうとしているのか、政治の中での優先順位は何なのかというようなことも考えました。そして答えが如何に難しいのかを。


認知症の周辺に起こることは、同じ脳の問題と言っても、「うつ」の問題よりはるかに巨大でシンプルな暴力を感じます。誤魔化しようのない残酷な力を見せつけられます。


それと対比してわが社が取り組んでいるメンタル不調の問題を改めて考えました。おぼろげながら次の課題が浮かんできているように思います。静かに起こっていること。そしてはっきりと想像しなければならないこと。そして誤魔化さないで直視しなければならないことを。


今日は同じ猛暑日でも大いに違った灼熱の一日でした。



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カテゴリ: 未分類

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Posted on 2010/07/23 Fri. 00:06    TB: 0    CM: 1

この記事に対するコメント

1 ■次の課題

最後からふたつめのパラグラフの深い意味・・・
気になります

URL | 綾子★玄米菜食お食事レッスンin恵比寿♪ #79D/WHSg

2010/07/30 12:55 * 編集 *

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