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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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ロッテ勝利の理由 

最近とみに悩んでいることのひとつに、経営者は「社員を信じる」ことで報われるのであろうか、という問いかけがあります。

もちろん企業には短い時間軸の中で求められる事と長い時間軸で考えて行かなければならない事の両方がありますが、でもそうだからと言って短期間での目的追求では性悪説、中長期的には性善説、というようなステレオタイプで語れないもっと本質的な問題があります。

昨夜ロッテが日本一になりましたね。中日とは見るからに対象的なチームカラーだったので、どっちが勝つか、をそういう目で見ていました。一番の違いは監督の違いです。異論はあるでしょうが、僕には落合監督は黙して動じない神聖で近寄り難いカリスマ監督、西村監督はその逆で同じ目線で同じ感情を共有してくれる解りやすい監督、という感じがしていました。まあ監督としては落合さんの方が伝統的な日本型。西村さんはやや現代的でヒューマンな監督、と言っても良いかもしれません。笑顔の違いにそれが良く出ていました。

それを人的資源論的(?)に言えば、中日は選手にプロの結果を黙って求め、ある意味そういう緊張感の中でレベルの高いパフォーマンスを求めている。脱落者もいるけどエリートも生む。プロの世界だからそれは至極当然の世界として受け入れらている。

一方ロッテは笑いが絶えず、みんなが明るく互いの弱点も認め合いながらリラックスした中で気がついたら個としての最大の能力と、結果的にはチームとしての最大効率のパフォーマンスを挙げたようなチーム。

つまりどっちがより効率的な選手利用をしていたか。あるいはどっちが選手を育てのばしているか。そういう手法の違いと成果。そんな見方は出来ないかと。

見方によってはプロ野球チームも企業も勝利とか利益という”目に見える”、そして”解りやすい”成果を求められる組織体であることに変わりはなく、結局、職業という意味の「プロの世界」共通のミッションを背負っているのだと思います。

人は見張っていなければ怠けて組織にマイナスな行為を行うもなのか、それとも信じてやれば自ら最大の働きをするようになるのか。どう扱い、どう扱われるのが良いのか・・・ そしてどうすれば短い時間で最大の成果を挙げ、どうすればもっと長い時間で成長していくのか、またその組織への投資が還元され易いのはどちらなのか。

ひとつの結論ではないでしょう。また前提条件によって大きく異なってくるのでしょう。

人は皆一人ひとり個性がある。でもそれを認め過ぎるとチームプレーはできない。でも画一化すると人は「物」になって行く。しなやかな豊かさをもつ「人間」にはなれない。そんな風に思っていますが、プロ野球でも企業でもその両立はなかなか出来ない。でも時間だけが経って行く・・・

また明後日から企業研修が始まります。”活き活きとして”、そして同時に”生き生き”とした社員はどうやったら作れるのか。クライマックスシリーズで感じた話から始めようか・・・・そんなことを考えています。





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Posted on 2010/11/08 Mon. 23:35    TB: 0    CM: 0

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