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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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仕事ということ。そして大切なことが分かる教育とは。 

この数日帰宅がほとんど翌日になる日が続いています。深夜のオフィースには”違う自分”がいるといつも思います。そう、経営者ではない自分です。顧客に依頼された作品を作っている制作者というか、組織ではなく個人に戻って自分の仕事を自分だけで判断している自分と言いますか・・・

10年前、イギリスに本社のある「Fairplace Consulting Japan」というOutplacementの会社の社長をしていた時のことです。赤字の会社でしたが、夜中まで差別化できるサービスコンテンツやその効果的な見せ方を考え、プレゼンの資料なんかを作っていました。そして自分でプレゼンできる営業機会を必死に求めていました。その頃の自分を少し思い出します。

さらに言えば、その何年か前、サラリーマンだったときの自分を思い出します。”組織を”ではなく”自分を”組織の中で認めてもらう為に仕事をしていた頃のことです。そう、それが「サラリーマン」の定義かも知れませんね。その時の判断基準は自分自身でした。その基準を高くすることにチャレンジしていました。数字で示す事は最低条件としても、成果の誇示を避ける美学にやや酔っていた、と言ってもよいナルキッソス的な自分であったかもしれません。

今から思うと、若いと言うか筋肉に力が入っていたと言うか。でもそんな自分は懐かしく、今でも好きです。一時期それを「ノーブレスオブリュージュ」と思っていた時期もありましたが、今思えばそれも筋肉的発想ですね。

書き出して、意図したことと違う方向に話が行ってしまっていることに気づきました。さっき日付が変わる頃、食事をしながら見ていたNHKの「時論公論」(こう書いてみると、このタイトルはやや奢りのある国語って感じがしますが)で、京大入試の携帯電話不正の話をしていました。論点のひとつが”一流大学から一流企業への道が決まっているから、不正をしてでも入学した方が良い”と考える風潮に問題がある、という論理展開をしていたのが気になりました。そのことを書こうと思ってPCの前に座ったことを思い出しました。

最近NHKを誉めていたのにちょっとがっかりしました。どんなに避けても競争の無くなる社会は実現できません。動物の世界がそうなのに、高等(?)生物の人間だからそれがなくなるという幻想を持っているレベルが、それ自体如何に高等ではないかということに気付いていないこと、今の民主党的恍惚状態と言わざるを得ません。

この事件は明らかにモラルの問題です。携帯を使えなくするとかそういった技術の問題ではありません。それは意味のないイタチゴッコになって行くだけで、抗生物質と耐性菌の関係にそっくりな現象が起こるだけです。

教育とか家庭の問題です。「人」を育てる理念の貧困さが招いている現象です。今の大人達がその前の世代の「価値教育」の遺産を使い果たして、その上何も残さなくなりつつあると言う犯罪に気付いていないという事実の問題です。

1年前くらいから、ある社会福祉法人の理事をしています。保育園をいくつか経営しています。現場で先生達と話す機会があります。評価制度とか規則集なんかを作る手伝いもしています。

子供に浸潤して行く、恐ろしくも”非可逆”な多くのイベントを思います。遡及できない時間の怖さと言ってもいいと思います。高度成長とその後のバブルと今の日本の自信喪失と「公」認知の欠如を思います。

公共放送の質に物申したい。そういう気分の夜になってしまいました。

Selamat Malam ! (マレー語で”おやすみなさい”、です。)





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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2011/03/03 Thu. 00:51    TB: 0    CM: 0

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