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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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報道の偏りが示す日本の幼稚性 

非常に気になることがあります。それは何十カ国もの国がこんなにこの混迷の日本の支援をしているのに、そんな各国の様子があまりにもメディアに取り上げられていないことです。

TVをそんなに見ている訳ではないけれど、どう控えめに見てもフォーカスされてなさ過ぎる気がします。

例えば米国の支援を報道しない政治的配慮があるのかもしれないし、海外に頼っていることを見せたくない行政のプライドもあるのかもしれない。原発技術の優位性で世界でビジネスしようとこの前まで思っていたメーカーや東電はもっともだとしても、それを後押ししていたからと言って、日本のメディアや行政や政治まで一緒であったとそう簡単に思わせないで欲しい。せめて海外のメディアが日本のモラルや秩序を誉めていることを認めることだけでも報道すれば良いのにと思う。

また、自衛隊や消防という公務員の努力をもう少し愛情を持って報道しても良いのではないかとも思っています。公務員だから当然という狭量さを国民がそれほど持っているとも思えない。被災の現場ではもっと素朴にヒューマンな感謝があると思います。

原発の問題も、海外がどういう数値を補足し、どういう状況分析をしているのか、もっと報道すべきです。日本の国境をとっくに超えて放射性物質は拡散しているし、そもそも風が運ぶ訳だから、あんな同心円でその危険を一律に計る事自体ナンセンスです。その内日本の国土以上に被害を受けている他国が出てきてもおかしくないのです。少なくとも「公海」の汚染はそうとう進んでいるのではないかと思います。

放射能の問題は人類が人工的にかつ恣意的に作った技術のひとつの負の副産物であり、そのことにもっと謙虚になる良い機会を与えてくれています。石原都知事は、表現に対する配慮が欠けていたとしても、大切なことを勇気を持って発言したと思う。

また地球という同じ船に世界が乗っていて、一旦浸水し始めると結局船が沈没してしまうことも、今回のことで分かりやすくなったと思います。温暖化の問題をもっと生命の危機として明確に示してくれていると言っても良いでしょう。

クジラの問題よりもっと利己的でかつ本能的に礼賛される行為なのに、何故グリーンピースは原子力では大人しいのでしょうか。

最近社民党がおとなし過ぎますね。米軍の問題と今回の米軍の援助というのをどう整合しているのでしょう。民主党も自衛隊の存在に対してどう整合するのでしょう。

何事も一方向から見ただけでその正しさや間違いを語るのは恥ずかしいことだと思います。そして普段自分が発言していることに責任を持つという品性が問われています。

日本のメディアの質の低さを恥ずかしく思います。それを政治から独立していないだけだと言えるのであればむしろ救いなのかも知れませんが。もう少し大人になって欲しい。その事を今世界が見ているような気がします。

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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2011/03/29 Tue. 00:00    TB: 0    CM: 0

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