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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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なかなか変わらない人の中身の話 

雨天の決戦を落としたカープ。仕切り直しですね。

今、TVとケーブルとインターネットと、コンテンツの伝達ツールの世界で凄まじい競争をしていますね。この伝達手段の性質によってまた伝えるコンテンツの内容やあり方が影響されるということも起こっています。

昔トルコにいたとき、オスマントルコが作った小高い丘が延々と地平線まで続いていた光景を思い出します。狼煙で情報を伝達するための丘でした。目で伝えるという意味では一種の光通信の走りですね。

それから手紙になり、電報になりテレックスになりファックスになりメールになった。そのあとTwitterまで出てきた。手紙から後は電気の発明が、メールになってからはインターネットの発明も加わらなければ達成できなかった結果なのでしょう。

手紙で伝える文字文化はメールで伝える文字文化とはまったく違いますね。日本語まで変わりました。いまTwitterでまた一段と日本語が変わりました。文字数に制限があるから、という要素もあるでしょう。電報やテレックスによって日本語が変化してより記号化した流れに似ているかもしれません。

そういう言う事を考えていると、コンテンツということに思いが至ります。ひとつは、情報とか知識といった情報。もうひとつは気持ちとか感動とか、怒りとか喜びなどの情報です。

前者の情報は伝達手段が変化し、言語体系が変化しても、それ自体人類にとって決定的な違いをもたらす変化だとは思えません。しかしエモーショナルな情報を伝える手段の変化という視点で見ると、実は伝達手段の違いは決定的に何かを変えてしまうのではないかと言うのが僕の考えです。

今、僕の会社「ヒューマニーズ」で起こっていること、そのビジネスの現場は、このエモーションの伝達が今主流になったPC中心の伝達手段の影響で、大きな問題を惹起している、ということそのものです。

明確な答えはありません。ただ、言えるのは情報の中には「量」の多寡が重要な情報と「質」の優劣が重要な情報がはっきりあるということ。情報と言う限り多かれ少なかれその両方が必要ですが、優先順位という点では明らかな違いがあります。

ひと言で言えば「言葉の力」です。カウンセリングで一番大切なのは「言葉の力」だと思います。

人と人が一緒になって社会ができ、家族ができ、会社ができ、国ができる。それを力強く健全に繋ぐには「感情」や「気持」が必要だとしたら、それのために一番大切なのはやはり言葉ではないかと思います。

今情報の伝達方法が恐ろしいスピードで多様化しています。でもそれで伝えるものの価値判断までそれと同じスピードで多様化しているとは思えません。

”気持ちの良い朝”はどうやったら訪れるのでしょう。”やすらかな眠りにつける夜”はどうやったら訪れるのでしょう。美しいとは何なのでしょう。好きって気持ちは何なのでしょう。なかなか変わって行かない「人間と言うもの」の中身のことを考える仕事をしています。

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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2011/05/12 Thu. 23:06    TB: 0    CM: 0

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