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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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父の日の花束に思う「父の卒業」 

今日は父の日ですね。子供達から花束をもらって知りました。昨日は仕事を兼ねて尾道の実家を訪ねて両親と食事をしました。自分では翌日が父の日とは知らず、何もしなかったので慌てて今日電話をしました。
自分の子供達の方が立派ですね。

ここ5年くらい毎年もらっているような気がします。その前の5年くらいは確かカードだけでした。親子でこういうものをもらうのは、妙にくすぐたいというか、照れを感じます。うれしいのですがいつも少し複雑な気持ちになります。

カードを贈られるようになって、「子供達」がもう昔のような「子供達」ではなく、分別を持った少し他人行儀な存在に変わって行っていることを実感するようになりましたし、花束になってからは完全に子供ではなくもう「大人」になったという寂しさと、自分が随分歳をとって子供達にとって傷つけてはならない「少し弱い存在」になっているような、そんな感情が伴うようになっていることに気付くようになりました。言ってみれば「父親の卒業」です。

母の日と父の日はそういう意味でも少し違いますね。上手く言えませんが、「母の日」は堂々と贈り物をし、また贈られてもそう照れなくできるような気がします。母性というものと父性というものの違いかもしれません。

僕の感覚では、「父親」というイメージは、やはり「厳しさ」や「生きる意味」とか、「人生こうあるべし」という理念のようなものを、折に触れて子供に伝える「堅い役割」を持っていなければならないと思う部分がどうしてもあります。

だからカードとか花束をもらうと、そういう厳しい、場合によっては恨まれ役を演じることが出来ない、あるいはもうそういう必要がないと言われているような、落ち着かない気持にもなるのだと思います。子供達の年齢を考えれば、確かにもう父親の役割は卒業しています。つまり父である必要はなくなっているのです。

父親というのは母親の存在とはやはり「社会的」に違うようにも思います。母親はそういう意味では優しさを充分発揮して子供を育て、母の日に花束をもらうことも、その優しさへの子供の感謝として自然に映ります。

最近は「イクメン」とか言って、父親と母親それぞれの役割を区別することは流行らないと言うか、実際問題現実的ではなくなっているような気がします。確かに経済的にも両親が働かなければならないケースが多くなっているようだし、家事や育児も同じように分担することも多くなってきていると思います。今後はますますそうなるのでしょう。

ある社会福祉法人の理事をしていますが、そこが運営する保育園などを見ていると確かに多くは共働きの家庭です。

そう考えて行くと、「父性」とか「母性」というものがどういう意味を持つようになるのか考えます。そういう概念とか役割がなくなっていくのかも知れないですね。

動物を見ていると、種類によって違いはあっても、子育てのときのオスメスの役割は結構はっきりと区別されているようです。人間も本来そういう役割の違いがあるように思います。

だからもしそういう区別がなくなっていくとすると、「子供の中身」というか、「育ち方」も違ってくるのではないかと思います。そして育ったあとの「大人の中身」も変わってくることでしょう。そして今までとはちがう「親」になって行きます。

子供を作らない夫婦や、結婚しない「大人」も増えてきているので、そもそも子供が減っていますが、子供が出来ても、そういう変化が起こってくることでしょう。

こう考えてくると、「親」ということの前に、やはり「男」と「女」の違いがどういうことなのか考えざるを得なくなります。

僕は、長い歴史の中で、今ほど男女の存在意義を考えなければならない時代はないのではないかと思っています。女性の社会進出や男女雇用機会均等などに象徴される社会的な「同権」「同等」さと、親子間や家庭における男女の存在差、生物的にみる男女差(男脳とか女脳や性差)などに関して深く考えなければならない時代を迎えていると思います。女性が男性と同じではどこが悪いの?という問いかけがしきりにされてきましたが、もうそういう時代ではないと思っています。

男の特徴や役割と女の特徴や役割は違って当然という部分と、区別を付ける意味や意義がない、という部分の両方があると思います。

先日のブログで紹介したように、今「識学研究所」の代表と毎週対談をしてUStreamで実況していますが、次回はこのテーマでいろいろ意見交換してみようかと思っています。

父の日の花束に、そんなことを考えた日曜日でした。
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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2011/06/20 Mon. 00:04    TB: 0    CM: 0

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