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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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心地よい文章 

いつも思うのだけど「3連休」というのはとても有難い。
今週もまた金曜から3連休ですね。何か心が解き放たれるような気がする週が2週間も続くのです。

ただ、仕事の内容によっては、休みが多いと売上が下がりまずいこともあります。
だから仕事のことを考えるとそうも行きませんが、でもプライベートでは有難い。

理由は、特にイベントがなければ確実に本が読める日が1日作れるから。
そしてその本は仕事に関係ない本でも構わない気がするから。
普通の週末の2日間は趣味のバンドの練習か、編曲に費やしてしまい、相対的に必要順位が低い読書が最後になってしまいます。

今日の本、久しぶりに僕の好きな文章に出会いました。



だれか来ている―小さな声の美術論


杉本秀太郎「だれか来ている」という本です。

美術中心のエッセイ集です。以前日経で紹介されていたもので、今日やっと手に取ることができました。

仏文学が専門の作家で、生家は重要文化財指定を受けている江戸中期からの老舗の京呉服屋とか。1931年生まれの方だからかなりの人生の先輩にあたる。やはりこのくらいの年齢の人の本には今は失われた良き時代の教養を感じます。

何がどうというのは言葉で表しにくいのだけど、価値を置く知識の感覚が近いのと、その自分に対する謙虚さとか含羞の香りが好きというような感じだろうか。教養の厚みも素晴らしい。

先日書いた「村上春樹」に感じる、自分の感性を等身大にえぐった感覚とはまったく違う。
感性への距離感が違う。

どっちも好きだけどこういう違いが何故生じたのかつい考えてしまいました。年齢とバックグラウンドが違うので、手に触り呼吸してきた文化が違うのは当然としても、杉本はやや社会的地位からの影響もその個性に反映されているか・・・

同じエッセイでもこっちは心の動きを説明しない。その爽やかさにも魅力を感じているのかも知れない。

3連休の最後の日にちょっと旅行にでも行って新しいけど好きな風景を見てきたような心地よい一日でした。

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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2011/09/20 Tue. 00:35    TB: 0    CM: 0

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