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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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興奮もリラックスもほどほどに 

以前、高橋俊介先生の講演を聞きに行ったときのことを書いたと思うけど、その時、人間にはドーパミン型とセロトニン型があるというような話をされていたことが印象に残っている。前者は、常に何かしていなければ落ち着かない行動派で決断が早い、メリハリをつけるのが旨く、少し休むともう次のことをやろうとする。後者はどちらかというと大人しく、忍耐強い。疲れやすく、いつまで寝ても疲れが取れないそんなような話であったと思う。

先日、安保徹の“免疫革命”という本を読んでいたら、交感神経優位型と副交感神経優位型という話が出ていた。アドレナリンとかドーパミンという物質は交感神経を刺激し、ヒスタミンとかセロトニンは副交感神経を刺激するというので、高橋先生の性格分類の説明にもなるのではないかと思った。この本は白血球の一種の顆粒球とかリンパ球の体内バランスの話が中心で、体内免疫のバランスで多くの病気が治るということを書いている。

赤ん坊は生まれたとき、肺呼吸に変わるという相当な酸素ストレスに遭遇するので泣くのだそうで、そのとき白血球の一種の顆粒球が急に増えて極度の交感神経緊張状態になってミルクも飲めない。黄疸が出るのも、体内にいるときに造血機能を担っている肝臓がその役割を骨髄に変えるので、胎児時代に肝臓で作られた赤血球が破壊されるからだという。

ストレスが多いと顆粒球が出て組織破壊が起こるのは交換神経緊張状態になっているそうで、ドーパミン型は、そうするとストレスで病気になりやすいということになる。逆にセロトニン型は、今度は白血球の一種のリンパ球過多の状況で、アレルギー体質なんかもそっちの部類に入るそうである。発展途上国とか、まだ豊かでなかった時代の日本人は外からの刺激に対応するために顆粒球が多く、これが伝統的には大人の体だそうで、最近アレルギー体質の人が増えているのは、化学物質のせいもあるが、過保護でリンパ球が多いリラックス状態のまま大人になれなかったタイプの生活環境があったのではないかというのである。

以前、豊かになって増える病気ということを書いたと記憶しているが、その考えは正しいと思った。要は、バランスが重要とのことで、外敵に対しての顆粒球と組織修復のためリンパ球がそれぞれの役割を負っているが、それが多すぎるとそれぞれ、がんとかアレルギーとかを起こすということ。性格と健康、ストレスのバランスの適正化みたいなことが面白かった。精神と健康は医学的にも密接に絡んでいて、そんなことも科学的に説明できるようになってきているようである。
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Posted on 2008/02/22 Fri. 09:36    TB: 0    CM: 0

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