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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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天上の声とバッハ 

久しぶりに早めの帰宅。
サッカーのバーレン戦を見たあと、バッハのイタリア組曲を流しながらPCに向かっています。

今月初めに聖トーマス教会合唱団とゲヴァントハウスオーケストラのバッハ・マタイ受難曲を聴きに行ったことを思い出しました。サントリーホールが六本木のオフィースのすぐ横だったので早めの開演でも間に合いました。


【バッハ:マタイ受難曲 指揮リカルド・シャイー 聖トーマス教会合唱団】

生でマタイを聴いたのは初めてだったけど、声変わり前の男の子の声の美しさ(いわゆるウィーン少年合唱団のあれです)に改めて感動しました。こう言っては女性に叱られるかもしれないけど、男の子と天使の相関関係に思いを馳せました。

最近、改めてバッハにやや凝っています。
主催しているサックスアンサンブルでもジャズではなくバッハの譜面をとりよせてチャレンジしている始末。なぜバッハなのかという事ですが、たぶんその静謐さというか特定の情念を押しつけない「大人さ」みたいなものが、ある種の忙しい時のバイオリズムに合致するのではないかと思うのです。
以前もこういう時期があって労働環境(?)がその時とよく似ているのだと思います。

僕の一押しは「ゴルドベルグ変奏曲」です。
特にグレン・グールドのCDは愛聴していて、唸り声があっても許せるというか、だからバッハっぽいアドリブ性というか、自由さを伝えられていると思っています。


【バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)】

コード進行がシステマティックで、幾何学的な音列のなかに突然胸を揺すられるような美しい旋律が混ざっている。安心して聴ける安定感と惜しげもなく飛び出してくる無尽蔵の天上のメロディー。

でも声で聴くバッハも素晴らしかった。特に男の子の声の持つビブラートや艶のない声が実にマッチしている。(そもそもバロックにはビブラートがない。そこにまたひとつの世界がある。)

音楽は間違いなく気持を規定し、脳に格納されている自分の幾つもの性格の中から、その音に合う性格(人格と言った方が正確かもしれないが)を選び出してくれます。僕の場合バッハとかビルエバンスで出てくる人格と例えばチックコリアや演歌で出てくる人格はそれぞれ違います。たぶん誰でも音楽によってコントロールされる心の動きってあると思います。

先日用があって同じく一押しのジャズ歌手、ギラジルカ(僕の友人の音楽プロデューサー三田君のレーベルに所属してういます)の20周年(だったけ?)のコンサートに行けなかったけど、彼女のコンサートも明らかにひとつの人格を引き出してくれます。そういう意味では流石のスキルというか空気感を持っている歌手です。

【ギラジルカ:appearance】

まあ彼女とバッハと比較するのもどうかと思うけど、そういう音楽の力を久しぶりに感じたコンサートでした。

サッカーの試合中に結構大きな地震がありましたね。
国立はあまり揺れなかったようですが我が家は船酔い状態でした。

最近また増えていて少し身構えてる感じです。
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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2012/03/15 Thu. 00:09    TB: 0    CM: 0

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