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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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デパートビジネスの成功例 

今日はちょっと買いたいものがあって、久しぶりに新宿まで出かけました。中央線沿線に住んでいた学生時代や、小田急線の経堂に住んでいた若かりし頃はどちらかと言えば新宿がテリトリーでしたが、その後自宅や職場が遠くなって以来どちらかと言えば疎遠になっていました。

訪ねたのは伊勢丹のメンズ館というところです。最近は余り新しい物を買うこともなくなっています。物を増やすことに抵抗があるような気がしていることと、なかなか欲しいものに出会えなくなっていることが理由だと思います。

元来人ごみは苦手だし、また腰が悪いので長く立っているのが苦痛ということもあり、特にデパートは敬遠していました。でも伊勢丹のメンズ館というのは噂に聞いていて一度訪ねてみたいと思っていました。今日は、この秋にかけていろいろイベントがあるので思いきって行ってみたという次第です。

朝早く出たら早めに帰宅でき、一日がつぶれないだろうと思い午前のうちに出ました。しかし、結局帰宅は夕方になってしまいました。

このデパートは明らかに成功しているなあと思いました。充実した品揃え、値段と年齢の幅、ニーズの多様性に対応しながら売り場の雰囲気も含めた全体のトーナリティーの確かさ。ビジネスがうまく行っていると言うのはこういう事なんだろうと勉強になりました。

しかし今日ブログにこの事を書こうとした最大の理由は、このデパートのスタッフの質に感心したからです。

人ごみが嫌いで、腰が痛くなって、新しい物がそんなに欲しくないのに、長居をしてしまったのはつい気持が良くなったからだと思います。鞄や靴売り場の男性店員の知識、気配りのレベル、最後に道案内してくれた女性スタッフの淡泊なのに必要情報を効率よく教えてくれたそのセンス。しかも何人にも接したのに外れがなかった。

言うまでもないことですがサービスビジネスの根幹は「人」でしょう。ビジネスは結局そうなんでしょうが特にエンド客と直接接する小売のようなビジネスは。活気がある職場の中で一人ひとりがその職場に居る姿勢を意味づけられているような感じがしました。話の拡がり方、細かいところでの提案力、さりげなく行う自己主張。まあ僕と波長があったのだと思いますが、思いの他感心してつい急ぎでもない物まで買ってしまいました。

小売の世界でデパートの凋落が言われてもう随分長い時間が経ちました。デフレ環境の中で有効な投資コストが何なのかを探しあぐねているうちに、ユニクロやコンビニに小売のメインゾーンをさらわれたという思いがしていました。

きっと「デパート」にはある種のテーマパーク性が許され、このメンズ館の場合、鞄や靴や衣類などから派生して様々な男心をくすぐる物的空間を創造できる場があることに積極的に気付いたのだと思います。ある種の男文化というものを掘り下げる努力と、店員の気配りや知識という人的派生商材をレベルアップしてリピーター客をしっかりつかんでいるというところなのでしょう。

それに乗らされた後悔があるものの、また再訪したくなる気持に心地よさを感じています。

今の自分のビジネスにも参考になる多くの示唆を得た一日でした。

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カテゴリ: 社長ブログ

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Posted on 2012/09/17 Mon. 23:09    TB: 0    CM: 0

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