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大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

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ソーシャル・ルール 

今日はマンションの駐車場の抽選会。場所の抽選を2年に一度するんだけど。これがなかなか手際よくていつもながら感心しています。

〝たかが駐車場〝と侮るなかれ。まず400台近い数を処理するそのルールに驚きます。屋内の機械式駐車場だけど車のサイズに併せて数種類あって、また場所も入口からの距離の違い、地下か地上階か、屋外の天候に影響され易いところかより内部か、出すまでの時間の差など、場所によって区画人気が大きく違います。また車の入れ替え方法なども中々のものです。

何年かの時を経て確実にそのやり方は改良され、今日のそれは実に完成度が高くなっていて、住人の一人として本当に感動すらしました。担当者の役割分担、住民自身の協力、その手際良さと言ったら・・

ちょっと真面目に言うと恥ずかしいような言葉ですが、「住民自治」ということを考えました。

昔の日本にはまとまりの良い共同体があり、全員の便益を最大化する秩序維持の規範が多く存在していました。
長い時間の中で一番皆が均等に得をすると考えられるようなルールですね。今も残っている日本人の特徴のように言われる、確実に入れるためにはむしろ粛々と店の前に綺麗な行列を作るというあのエネルギーです。

「自由」」が少ないという言い方がまん延してもう何十年も経っていますが、最近またこういう〝ソーシャル・ルール”の価値のようなものが見直されているような気がします。思うのだけど、社会の〝縦の関係”が強調されて、それに反発する意味で「個人の自由」とか「個人の権利」が叫ばれた時代から、デフレによる経済的余裕の喪失を経て、実はある種の片意地を張らない〝成熟した自由”や、〝互いの自由を認める能力”をより求めるコンセンサスが形成されてきたのではないかと思います。

先日ワールドカップ出場が決まった夜の渋谷駅前の「DJお巡りさん」のニュースにも結構反応してしまいました。
〝取り締まる”ということではなく、生徒会の委員みたいに皆をまとめる技術。政治的な背景の有無などで比較はできないけど、今ニュースになっているトルコのデモなどと比較しても少し考えさせられますね。

自己主張する形と言う点で比較したとき日本人の幼稚さという論点もあると思うけど、決してそれは欠点とは言えないように思う。

民主主義ということはやっぱり結構奥が深い。



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カテゴリ: プライベートブログ

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Posted on 2013/06/16 Sun. 19:46    TB: 0    CM: 0

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