FC2ブログ

大谷光彦のブログ

㈱ヒューマニーズの会長と一般社団法人組織・人能力開発研究所の代表理事をしている 大谷光彦のブログです。

06« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»08
 

八重の桜に想う音楽と人 

広島カープの熱い時があっという間に終わってしまいました。やはり5割に満たない勝率だったチームが日本シリーズに出ると言うのは流石に優勝の重みをなくすと言う事なのでしょう。
積年の想いとは言え少し舞い上がっていたカープファンのプライドが保てたと思う事にします。

そう言えばまた「八重の桜」を見始めました。戊辰戦争の悲劇は見るに堪えず、心が沈むので避けていましたが、この作品は音楽が好きなので、悲惨な部分が終わったのでまた解禁しました。放送の中身はともかく、劇中曲が大好きです。情に単純に流されず距離を置いて人物の心の動きを静かに追っているような曲が多いように思います。

少し前に佐村河内 守という作曲家の曲を聴く機会がありました。広島生まれの人で聴覚障害を持っている人です。現代音楽の作曲家かと思っていたらむしろバロックのような古典的な音を使って深い哲学を語っているようなスタイルでした。新しくないけど、今の人がそういう曲を書くことにむしろ新鮮な感動がありました。

八重の桜の劇中曲も似ていると思います。坂本龍一ではなく中島ノブユキという作曲家のようです。特にタイトルは知りませんがモーツァルトのクラリネット協奏曲の第二楽章のような曲があります。とても素敵な曲です。

八重の凛とした存在感や当時の日本人が持っていた心の在り方を非常に知的に表現しているような曲だと思います。

古典が古いという考え方を凌駕した美意識を感じます。

10月初めに義父が亡くなりました。戦時中に満州で至近距離から鉄砲で撃たれて片肺を失くし、死線を彷徨った末に引き揚げてきた小児科の医者でした。子供を第一に考え、嫌われることを厭わず母親を叱すことの多かった気骨のある医者でした。通夜のあと骨になる前の一晩を共にしました。大きな体を持った野太い人でした。

もうそういう医者もいなくなってしまったと思います。患者におもねりビジネスに走る。医者も教師もそういう人が多くなったような気がします。公務員もそうかな。聖職という言葉が死語になって久しい。

僕の中では新島八重と劇中曲と佐村河内が繋がっています。そして今、義父の生き方がまたそれに繋がって思い起こされているところです。偶然この秋の叙勲を受けることになり、それを知って亡くなりました。そのことをどう思っているのか聞かずに別れてしまいました。
スポンサーサイト

カテゴリ: プライベートブログ

[edit]

Posted on 2013/10/21 Mon. 00:45    TB: 0    CM: 0

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://hnmotani.blog91.fc2.com/tb.php/629-c32168e9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

カテゴリ

カレンダー

リンク

検索フォーム

最新記事

月別アーカイブ

QRコード

RSSリンクの表示